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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(FUJIFILM SUPER CUP 2024・ヴィッセル神戸戦)

2024年2月17日は国立競技場で「FUJIFILM SUPER CUP 2024 」です。キックオフは13:35。

川崎フロンターレが国内で臨む、今年最初の公式戦となります。前年度の天皇杯覇者として、リーグチャンピオンのヴィッセル神戸との対戦です。

 試合前日のオンライン会見で、大幅にターンオーバーすることを鬼木監督は明言しています。

「今回は大幅に(入れ替えを)考えています。ACLの戦いの中で、移動も内容的なものもハードでした。当然、ケアしなければいけない選手も出てきています。そういう意味で言うと、今シーズンスタートからそういう形になっているな、と思っています。それも踏まえてゲームの方に取り入れたいな、という風に思っています」(鬼木監督)

 妥当だと思います。
チームは中国から帰ってきたばかり。中国での山東戦は見るからにタフな戦いでした。移動の大変さもあったと思いますが、肉弾戦が多い展開だったので、選手の肉体的、精神的な消耗度もかなり激しかったことが予想できます。

 さらに中二日となる来週火曜日には、ACLのベスト8入りをかけた戦いが控えており、その週末にはJリーグ開幕戦となっております。いきなりの公式戦4連戦なので、どこかでメンバーを休ませなくてはいけません。「主力を休ませる」、「メンバーを入れ替える」としたら、中国帰りで疲労の色が濃いであろう、スーパーカップになるのだと思います。


ちなみに鬼木監督は、連戦でスタメンが入れ替わる時は、「何人かは・・・」という言い方をするのですが、今回は「大幅に(入れ替えを)考えています」と言いました。山東戦から大幅に入れ替わると見ていいでしょう。

ただ「大幅」であって「完全」ターンオーバーではないということはポイントです。つまり、選手の中には山東戦から連続してスタメンで出る選手もいる可能性が高いということです。

・・・じゃあ、それは誰になるのか。スタメン予想では、そこも考察してみました。

試合の見どころを語っていきたいと思いますが、今年のヴィッセル神戸の戦い方に関しては、先日、メッシが出場した国立競技場でのインテル・マイアミ戦を参考に、ゲームのポイントを語っております。

神戸には川崎から移籍した宮代大聖がいますね。川崎フロンターレの下部組織時代からの同期である山田新と、プロとして同じピッチで対峙する可能性もあります。ここも楽しみです。

直近のACL・山東戦の約10000文字のレビューもぜひどうぞ!!

では、プレビューのスタート!


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