試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第10節・サンフレッチェ広島戦)
4月28日はエディオンピースウイング広島でサンフレッチェ広島戦です。
噂の新スタジアムですねぇ。キャプテンの脇坂泰斗が言います。
「映像で見ていると、環境面や雰囲気がいいなと感じているので、楽しみです」
選手だけではなくサポーターの皆さんもそうだと思いますが、一度も足を運んだことのないスタジアムに行くときは気持ちが高まるものです。それがサッカー専用スタジアムであれば、なおさらですよね。もちろん、取材者である自分もしかりです。僕の場合は試合の見やすさや臨場感とともに、ミックスゾーンに設置される取材エリアの構造が気になるタイプですが。
試合前々日にオンライン取材に対応した瀬川祐輔にも、新スタジアムでプレーすることに関して聞いてみました。すると彼は、去年まで使用していたエディオンスタジアム広島があまり得意ではなかったと話し始めました。
「(陸上)トラックがあるとピッチが広く感じるし、距離感とか掴めないスタジアムで、苦手なイメージだったんで、新スタジアムになってよかったです」
そう言って、少し苦笑いしていたんですね。やや意外な感想でしたが、確かにエディオンスタジアム広島はアウェイのゴール裏のサポーター席まではかなり離れている環境ではありました。すると感覚的に広く感じたりするものなのですね。
言われてみると、ピッチと客席までの距離が近いサッカー専用スタジアムでプレーしているときは、視覚的にも圧迫感があってピッチに集中しやすい・・・みたいな経験談を選手に聞いたことがあります。もちろん選手それぞれ感覚は違うのかもしれませんし、選手によっては客席と近いほうが圧力を感じてしまうタイプもいるかもしれません。そこは好みだと思いますけど、なかなか興味深い話でもありました。瀬川祐輔が言葉を続けます。
「自分的には京都やガンバもそうですけど、そっち(サッカー専用スタジアム)の方が好きなので。前のスタジアムはそこまで得意じゃなかったですし、いいプレーしてるイメージもそこまでなかったので、(新スタジアムは)楽しみにしてます」
ちなみにいいプレーしているイメージがそこまでないと言いつつも、去年のエディオンスタジアム広島戦では、脇坂泰斗のゴールをアシストをしています・笑。左サイドを抜け出して、絶妙なグラウンダーを中央に。エリア内に走り込んでいた脇坂泰斗がダイレクトで合わせたピンポイントクロスですね。チームは現在4試合連続ノーゴールですから、新スタジアムでのゴールを生む仕事に期待です。
では、試合に向けたポイントを語っていきたいと思います。
・・・その前に、前節のレビューはこちらです。
引き分けのレビューながら、追記をたくさんしており、約24000文字というふざけたボリュームになっておりますので、ぜひどうぞ・・・なんだよ、24000って。ベジータの戦闘力かよ。キュイを一撃で仕留める数字じゃねーか。
では、試合のプレビューになります。ゴールデンウィークですし、新スタジアムということで、応援に足を運ぶフロンターレのサポーターも多いのではないかと思います。ぜひ読んで、試合の注目ポイントをチェックしてみてください。
ラインナップはこちらです。
では、スタート!
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