「最後の工夫で足りなかったものは?」。橋本晃司が語った意外な答えとは? / ワンポイントレビュー:リーグ2nd第4節・ジュビロ磐田戦:1-1
ヤマハスタジアムでのジュビロ磐田戦は1-1の引き分け。
タイムアップの笛が鳴ると、両チームの選手の多くがその場に倒れ込みました。
気温27度、湿度81%。そして夏場の3連戦のラスト。
記者席から見ているだけでも、体にまとわりつくような暑さでした。ピッチでプレーしている選手たちには、本当に過酷だったと思います。そんな状況下で、全てを出し尽くしたがゆえの、試合後のあの光景だったと思います。
勝てなかったとはいえ、試合後のミックスゾーンでコメントを話す選手たちにも、悲観的な様子はありませんでした。
「アウェイなので負けないことが大前提。勝ち点1を取ったのはホームにつながると思ってます」と井川祐輔。一方のエドゥアルド・ネットは、「残念ながら、逆転までは至らなかった。ただ今日のゲームはもう終わってしまったし、負けたわけではないので、次の試合の準備をしたい」と、すぐに次の試合を見据えてました。相変わらず、切り替えが早いっす。
ただ三好康児はさすがにちょっと落ち込んでいる様子でした。声をかけると立ち止まってしっかりと対応してくれるのは立派です。プレー云々よりも、率直に何を思っているのかを少しだけ聞いてみました。
さて。試合は現在のチームがうまく隠していた課題が少し出てしまった試合だったとも思います。今回のラインアップはこちら。
1.12回のオフサイドからわかる、ふたつの「もったいない」。
2.ハイラインを保つ磐田3バックが抱えていた、明確な「穴」とは?
3.好調だった車屋紳太郎の攻撃参加が、なりを潜めた理由。
4.「最後の工夫で足りなかったものは?」。橋本晃司が語った意外な答えとは?
5.若さは、難しさでもある。「ミスした後に立て直しができなかったのは、自分の問題です」(三好康児)。
以上、5つのポイントで約6000文字です。今回は、わりと選手個人にフォーカスしています。
なお、プレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ2nd第4節・ジュビロ磐田戦)
では、スタート!
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