試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ2nd第4節・ジュビロ磐田戦)
7月17日はヤマハスタジアムでジュビロ磐田戦です。
夏場の3連戦もこれが最後となります。
前節アルビレックス新潟戦は勝利したものの、2失点を喫しました。
チームとしてはリーグ戦で4試合ぶりの失点となり、アビスパ福岡戦で途中出場を果たした井川祐輔にとっては、自分がディフェンスラインに入ってからリーグ戦初の失点となりました。守備陣は後日、試合映像を見ながらミーティングをしたとのことです。
「ビデオを見て、イガちゃん(井川祐輔)とコミュニケーションを取る機会があって、そこですり合わせることができました。主にラインの上げ下げのタイミングですね。あとはセンターバック同士の関係、サイドバックとの関係、ボランチとの関係を共有しました」と話していたのは、谷口彰悟。2失点目に関しても、「アクシデントがあったとはいえ、ポジショニングで防げたし、やられてはいけない失点だったと思います」と反省の弁を述べていました。
ジュビロの2トップは、190センチの長身FW・ジェイ、そしてスピードのあるアダイウトンのコンビで来ることが予想されています。
言わば、高さと速さの2トップ。
組み合わせ的には前節対戦した新潟の長身FW・指宿洋史と、スピードのあるアタッカー・山崎亮平と同じコンビです。つまり、前節の反省をどう生かすかが明確に求められると言えます。ここの対応は守備のポイントになると思います(詳しくはプレビューで)。
なお今週の半ばからは、エドゥアルドが練習に合流しており、コンディションを上げてきています。井川祐輔と谷口彰悟も簡単にはポジションを譲るわけにはいきません。磐田相手に完封することで、アピールしたいところです。
では、ジュビロ磐田戦のプレビューのラインナップです。
1.前回の磐田戦をプレイバック。試合の流れを変えた大塚翔平の「間で受ける技術」と、我慢比べの末に転がってきた決勝オウンゴールで劇的な勝利。そして前回の対戦から学ぶべきことは?
2.気になるスタメン予想は?夏場の連戦によるメンバー入れ替えはあるのか。「あの人は天才ですよ、本当にうまい。ワンプレー、ワンプレーに他の人と違うものがある」。大塚翔平が、そう絶賛する選手とは?
3.「パサーとしてはやりがいがある。アシストもいいし、点も取りたいので、貪欲に狙っていきたい」。橋本晃司は自由を謳歌できるか。
4.元ギリシャ代表CB・パパドプーロスを、いかにボールに食いつかせるか。左サイドから攻略して得点を生み出すための駆け引きは、ここに注目。
5.求められるのは、アダイウトンの速さを警戒しながら、ジェイの高さを使わせない守備陣の対応力。「だからこそ、ラインコントロールは大事になると思っています」(井川祐輔)。
6.「続けるって難しいよ?」。リオ本番を控える大島僚太に対する、大久保嘉人からの「その先」を見据えたアドバイスの真意。
以上、6つのポイントで約5500文字で見所を語っています。磐田戦をディープに観戦したい方は、読んでみてくださいね。
では、スタートです!
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