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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACLラウンド16・2ndレグ山東泰山戦)

2月20日は等々力陸上競技場でACLラウンド16・2ndレグ山東泰山戦です。公式戦3戦目にしてようやく迎える、ホーム・等々力での一戦となりますね。

まず言えることは、有利なのは川崎フロンターレだということです。

1stレグを3対2で勝利しており、この2ndレグは引き分け以上で準々決勝進出が決まります。負けなければOKです。アウェイゴールルールはないので、1点差負けならば、どんなスコアでも延長戦です。2点差以上の負けならば敗退となります。シンプルなレギュレーションになっています。

 有利な条件を持ち帰って臨めますが、試合前日会見に臨んだ鬼木監督はフラットな状態で挑むと言います。

「レギュレーションでのアドバンテージがあるとは思っていませんし、選手にもそういう話はしています。このゲームを勝つこと。それが突破に向けてシンプルなものだと思いますし、そこに全力に取り組んでいます。

 メンバー選考についてはどう考えているのか。前日会見ではそこを問われています。コンディションを重視しているのは当然のこと。その上で、選手たちの「表情」に自信をのぞかせていたのが印象的でした。

「コンディションの良い選手を選びながらやっていきたい。ほとんどの選手が公式戦を経験しています。連戦はあるが、高いモチベーションで全員が挑めています。今日のトレーニングも良い顔をしていました。選手は良い表情で試合をしてくれると思います」

 チームは去年から公式戦14試合負けなし。言い換えると、それだけ「負けにくいチーム」になってきているのだと思います。

自信を持って臨めると思いますが、でもだからこそ気をつけなければいけません。どこに気をつけるべきなのか。プレビューではそこら辺を語っていきました。

キックオフは17時と厳しい時間帯。駆けつけられるサポーターも多くないかもしれませんが、良いゲームを見せて公式戦3連勝してもらいましょう。

◎こちらはスーパーカップのレビューです。


◎こちらは1stレグのレビューもどうぞ。

では試合の見どころについて語っていきます。


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