スタイルの完成度を見せつけた完勝劇。ついに単独首位。ステージ優勝は自分たちの手の中にあるということ。 / ワンポイントレビュー:(リーグ1st第15節横浜F・マリノス戦:2-0)。
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スタイルの完成度を見せつけた完勝劇。ついに単独首位。ステージ優勝は自分たちの手の中にあるということ。 / ワンポイントレビュー:(リーグ1st第15節横浜F・マリノス戦:2-0)。

 日産スタジアムで行われた横浜F・マリノス戦は2-0で勝利。

代表組のコンディションが万全ではなかったこともあり、サッカー自体はそれほど良かったゲームだとは思いません。

 しかし、それでも内容的には完勝だったと思います。ハイパフォーマンスを出せる選手がおらずとも、スタイルの完成度を見せつけて、試合をコントロールして勝つ。そこにチームの成長と力を感じました。

 思えば風間監督2年目のシーズンだった2013年序盤では、この日産スタジアムで、首位を走っていた横浜F・マリノス戦に1-2で敗戦しています。

 開幕から6戦勝ちなしという状況で、試合後の挨拶では、珍しくフロンターレサポーターからもブーイングが起きたほどでした。風間監督としても、おそらく一番難しく、苦しい時期だったと思います。

 あれから3年。今回は同じ場所で同じ相手に完勝したわけですけど、勝利後の光景を記者席から眺めながら、「3年前のような我慢の時期があったからこそ、今もあるのだよな」と、なんとなく思ってしまいました。

・・・・そんなことはさておき。今回の神奈川ダービーのピッチ上の勝因をたっぷり語っていきます。ラインナップはこちらです。


1.スカウティング通りだったマリノスの守備対応と、狙い通りだったブロック崩し。攻略のヒントは開始4分の決定機にあり。

2. 中澤佑二と新井一耀の間を執拗に狙い続けた理由。「どこまでついてくるかなと思って。佑二さんが俺についてきたら、斜めに悠が走る」(中村憲剛)、「フワッとしたボールだけで中澤さんの裏を狙えた」(小林悠)。

3.先制ゴール解説。なぜ、いつもは速いボールを中に入れる車屋紳太郎が、浮き球のクロスを狙ったのか。

4.「自分が一番元気だったので、一番走らないといけないと思ってました」(大塚翔平)。効果的に機能した、対人守備のスペシャリスト・武岡優斗と攻守に顔を出せる大塚翔平の投入。この交代策は、今後に向けた勝利の方程式になるか。

5.ピッチ上に存在していた、ボールを持つ選手達の明確な意思。「相手が取りに来ないのだから、保持していれば僕たちのボール。チームみんなが、そうなっていたと思います」(小林悠)。ステージ優勝は自分たちの手の中にあるということ。

以上、5つのポイントで、ピッチ上のあれこれをレビューしています。約6500文字です。

なお、プレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ1st第15節・横浜F・マリノス戦)

では、スタートです。


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いしかわごう

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サッカーと将棋をコンテンツ化するフリーランスです。Number Webなどに寄稿。著書は「将棋でサッカーが面白くなる本」、「川崎フロンターレあるある1&2」など。「サッカー脳を育む」、「サッカー上達のためのマインドとメソッド」など中村憲剛の著書の構成も担当。