2016年1stステージ・川崎フロンターレ総集編レビュー

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ワンポイントレビュー:小林悠の決勝点に見る去年との明確な違い、あなたはわかりましたか? (1st第1節サンフレッチェ広島戦:1-0)

 開幕戦はサンフレッチェ広島に1-0で勝ちました。

そこで、ワンポイントプレビューに続き、試合を観戦して気になったポイントを一つだけに絞って、深く掘り下げてみるワンポイントレビューもやってみたいと思います。

念のため断っておくと、現時点ではまだあくまで実験的にやっているだけです。需要がありそうならシーズン通じてシリーズ化出来たら良いかな、という感じですね(なので、みなさんからの反応が薄かったら

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センス、良いっすね。

ワンポイントレビュー:今季初失点の動揺。選手に聞く「あの後の試合運びは、どうすべきだったのか?」(1st第2節湘南ベルマーレ戦:4-4)

湘南戦は4-4の引き分けでした。

大久保嘉人のJ1通算タイとなる157点目(翌日、佐藤寿人が158点目を更新)、誤審としか言いようがないソンリョンのオウンゴールでの今季初失点、パウリーニョの恩返し弾、大島僚太のエロすぎる左足浮き球パスからの、小林悠の柔らかすぎるトラップ&ゴラッソ、森本貴幸による11年ぶりとなるJ1での劇的同点弾・・・・と、これだけ語るべきポイントがあると、正直、何を書けば良いの

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センス、良いっすね。

ワンポイントレビュー:等々力劇場だったからこそ、冷静さも必要。なぜ追加点が奪えなかったのか。前半に起きていた”渋滞”を検証する。(1st第3節名古屋グランパス戦:3-2)

名古屋グランパス戦は3-2で勝利。ホーム等々力での初勝利を飾ることができました。劇的な等々力劇場だったからこそ、より冷静に分析してみたいと思います。今回のポイントは、こちらです。

1.小林悠がまさかの欠場。急遽出場が決まった森谷賢太郎に課せられた仕事は?

2.なぜ追加点が奪えなかったのか。前半に起きていた”渋滞”を検証する。

3.追加点を奪えなかったことで、払わされた失点という代償。「中で勝

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ありがとうございまっす!

ワンポイントレビュー:相手を寄せつけなかった90分。敵地での完勝劇をディープに読み解く(1st第4節ヴァンフォーレ甲府戦:4-0)

 第4節ヴァンフォーレ甲府戦は4-0で勝利。
完勝といって良いと思います。まるで寄せ付けずに勝ち切り、首位をキープしました。首位効果とはすごいもので、サンデーモーニングでは張本さんから「あっぱれ!」をいただきました。

今回の深堀りポイントは、この4つです。

1.攻撃と守備は表裏一体。「クリスティアーノを、どうやって孤立させるかを考えていました」。大量得点を支えた奈良竜樹によるクリスティアーノ封

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ワンポイントレビュー:16本のパスをつないで生まれた同点ゴールの深層。中村憲剛のフリーダムなポジショニングと、あざとい駆け引きで繰り出した森谷賢太郎の縦パス。(1st第5節鹿島アントラーズ戦)

リーグ戦第5節・鹿島アントラーズ戦は1-1でした。

色々と語るべきポイントの多い試合でしたが、今回の深堀りポイントは、この4つです(※4月4日に後日談を追加しました)。

1.16本のパスをつないで生まれた同点ゴールの深層。中村憲剛のフリーダムなポジショニングと、あざとい駆け引きで繰り出した森谷賢太郎の縦パス。(※4月4日:中村憲剛のコメントを追加)

2.劣勢を強いられた右サイドの局面勝負。復

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ワンポイントレビュー:劇的すぎる決勝ゴールの解説。小林悠はなぜシュートではなくクロスを選択できたのか。本人に聞いてみた。(1st第6節・サガン鳥栖戦:1-0)

ホーム等々力での1st第6節・サガン鳥栖戦は1-0でした。

数ある等々力劇場の中でも、歴代屈指の等々力劇場だったと思います。ただ興奮しっぱなしの結果だからこそ、冷静に試合内容を検証してみたいと思います。 

今回の深堀りポイントは5つ。ラインナップはこちらです。

1.前半の誤算を検証する。なぜトップ下・中村憲剛と、大島僚太とネットのダブルボランチは機能しなかったのか。

2.苦戦の原因を探る。

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ワンポイントレビュー:谷口彰悟、武岡優斗、登里享平・・・交代カード3枚全てにサイドバックを投入。異例の風間采配を読み解く。(1st第7節・FC東京戦:4-2)

味の素スタジアムでの1st第7節・FC東京戦は4-2でした。

久しぶりの打ち合いとなった「多摩川クラシコ」でしたが、冷静に試合内容を検証してみたいと思います。 

今回の深堀りポイントは6つ。ラインナップはこちらです。

1.今季3度目。また試合当日にスタメン変更のアクシデントが・・・

2.懸念材料だったエドゥアルドと車屋紳太郎の距離感。

3.同点ゴールを呼び込んだ、35歳のパサーと33歳の

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ワンポイントレビュー:「後半は、自分のところには興梠さんがずっとついていた」(大島僚太)。浦和が練ってきた、フロンターレに頑固な握りをさせないための巧妙な対策。(1st第8節浦和レッズ戦:0-1)

 等々力競技場での1st第8節浦和レッズ戦は0-1でした。

 「力負け」とも言える敗戦に、試合後のミックスゾーンに現れたフロンターレの選手たちには、みな険しい表情でした。

 では、本当に「力負け」だったのか。試合内容を検証してみたいと思います。 

 今回の深堀りポイントは4つ。

 ラインナップはこちらです。

1.孤立した大久保嘉人と小林悠の2トップ。厚みのある攻撃ができなかった前半の理由

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サンキューです!

ワンポイントレビュー:「どうやって隠れようかなと」。前半の中村憲剛が仕掛けた、今野泰幸との「隠れんぼ」とは?(1st第9節ガンバ大阪戦:1-0)

 吹田スタジアムでのガンバ大阪戦は1-0で勝利。

スタジアムが変わったとはいえ、ずっと勝てなかったアウェイでのガンバ大阪戦に勝利。個人的にも、実りある大阪取材になりました。

 決して楽な試合ではありませんでしたが、試合後のミックスゾーンで大久保嘉人が「今日はよかったね。あの距離感だよ。すごくやりやすかった。うん、今日はやりやすかった」と口にしていたのが印象的でした。チームの狙いとしている距離感

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ワンポイントレビュー:危険な存在だった仙台の金久保順。彼に3度の決定機を作られた理由。(1st第10節ベガルタ仙台戦:1-1)

等々力でのベガルタ仙台戦は1-1の引き分け。

試合後、ミックスゾーンを通るフロンターレの選手たちの顔には、「こんなはずじゃなかった」と書いてありました。

「あまり言葉でうまく表現できないような試合だった」(奈良竜樹)

「全員が良くなかったと思う」(小林悠)

「何かを守るようなサッカーをしていた」(谷口彰悟)

 主力選手たちのコメントです。

大久保嘉人に至っては、ほとんどコメントをせずに

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