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簡単に見えるシュートほど決めるのが難しい。:2019年川崎フロンターレのゴール解説vol.2

2019年シーズンのリーグ戦ゴール解説、今回は第2回目です。

前回はこちら。

今回は第6節から第9節までのゴールを解説していきたいと思います。ラインナップはこちら。

■「どけ!どけ!と(知念慶に)言われていました・笑。絶対に当たりたくないと思っていたので、当たらなくて良かったです(笑)」(田中碧)。ヨニッチと入れ替わる駆け引き。<知念 慶:セレッソ大阪戦第6節>

■「本当は、奈良くんから(出てくるボールを)狙っていました。ただリョウタくんは奥をよく見ている」(知念慶)、「そこは見逃さないようにして蹴りました」(大島僚太)。奥を狙っていた知念と、空で勝負させるボールを届けた大島の狙い。<知念 慶:サガン鳥栖戦第7節>

■「練習でもやっていた形だし、自分自身ペナルティエリアに入って得点に絡んでいきたいと思っていた」(馬渡和彰)。左サイドハーフの阿部浩之が、あそこにいた理由。<阿部 浩之:湘南ベルマーレ戦第8節>

■「今日は知念の動きにパスを出すというところだけで判断しました」(奈良竜樹)。後ろから狙いすました5バックのギャップ。<知念慶:湘南ベルマーレ戦第8節>

■「壁の外を巻いて入ればいいかなと思っていたし、『入れ!』と祈る時間も長かった」(馬渡 和彰)。フリーキックを任された、奇妙な巡り合わせ。<馬渡和彰:ヴィッセル神戸戦第9節>

■「すべての一連の流れが完璧だった」(長谷川竜也)、「試合前からオニさん(鬼木達監督)が『枠に強いボールを打てば、こぼすから』と話していた」(小林悠)。簡単に見えるシュートほど決めるのが難しい。<小林 悠:ヴィッセル神戸戦第9節>

公式ハイライト映像を引用しながらの解説となっております。

チーム作りの話はこちらをどうぞ。

では、スタート!

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