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2017年川崎フロンターレ総集編(カップ戦)

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ルヴァンカップ、天皇杯、ACLの総集編です(ACLの国外アウェイゲームは収録していません)。
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2017年10月の記事一覧

失点直後に輪を作って意思統一をした選手たちと、明確なメッセージを伝え続けた指揮官の采配力。そして試合前日に中村憲剛が語った、鬼木監督から託されているもの。(ルヴァンカップ準決勝2ndレグ・ベガルタ仙台戦:3-1)

失点直後に輪を作って意思統一をした選手たちと、明確なメッセージを伝え続けた指揮官の采配力。そして試合前日に中村憲剛が語った、鬼木監督から託されているもの。(ルヴァンカップ準決勝2ndレグ・ベガルタ仙台戦:3-1)

等々力競技場でのルヴァンカップ準決勝第2戦・ベガルタ仙台戦は3-1で勝利。

 第1戦との合計スコアが5-4となり、ルヴァンカップ決勝進出となりました。

 決勝進出のための絶対条件は勝利。
勝つためにはゴールが必要です。では、どうやってゴールを奪うかというところでは、やはり攻撃陣に期待が集まります。そこで久しぶりに起用された三好康児が2ゴールを決めました。

 この大会では、今年から21歳以下の

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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準決勝2ndレグ・ベガルタ仙台戦)

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準決勝2ndレグ・ベガルタ仙台戦)

10月8日は等々力競技場でルヴァンカップ準決勝第2戦・ベガルタ仙台戦です。

 ルヴァンカップ決勝進出をかけた、運命の第2ラウンド。

ホーム&アウェイのレギュレーションですが、このレギュラーション自体は今年すでに3度経験しています。

ACLラウンド16のムアントン戦、ルヴァンカップ準々決勝のFC東京戦、そしてACL準々決勝の浦和レッズ戦です。奇しくも、これまでは3度とも2点のアドバンテージを持

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ボールを取り上げられた前半の川崎F。ミラーゲームだからこそハマった、二つの原因とは?そして、初ゴールは突然に。(ルヴァンカップ準決勝1stレグ・ベガルタ仙台戦:2-3)

ボールを取り上げられた前半の川崎F。ミラーゲームだからこそハマった、二つの原因とは?そして、初ゴールは突然に。(ルヴァンカップ準決勝1stレグ・ベガルタ仙台戦:2-3)

ユアテックスタジアム仙台でルヴァンカップ準決勝第1戦・ベガルタ仙台戦は2-3で敗戦。

 前半終了時点のスコアは0-3。戦前にこの展開を予想した人は、さすがにいなかったと思います。前半で3点のビハインドを負ったのは今季初めて。もっともいえば、相手に先制点を許す展開に持ち込まれたのも、8月5日のFC東京戦までさかのぼらなくてはいけないぐらいです。ここ2ヶ月の公式戦は、第27節の神戸戦を除けばことごと

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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準決勝1stレグ・ベガルタ仙台戦)

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準決勝1stレグ・ベガルタ仙台戦)

10月4日はユアテックスタジアム仙台でルヴァンカップ準決勝第1戦・ベガルタ仙台戦です。

 フロンターレにとってルヴァンカップといえば、前身のナビスコカップで過去3度の準優勝に泣いている大会でもあります。ただしここ数年は、ファイナルの舞台にまでたどり着けていません。2009年の準優勝以来、2014年、2013年、2010年とベスト4で敗退している状態です。

 準決勝の相手は、クラブ史上初のベスト

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等々力で沈黙し続けた90分。力負けによる完敗から考えなくてはいけないこと。(天皇杯準々決勝・柏レイソル戦:0-1)

等々力で沈黙し続けた90分。力負けによる完敗から考えなくてはいけないこと。(天皇杯準々決勝・柏レイソル戦:0-1)

 等々力競技場で行われた天皇杯準々決勝・柏レイソル戦は0-1で敗戦。

 ホーム等々力での無得点試合は、ACL広州恒大戦(0-0)以来です。無得点での負けとなると、去年のチャンピオンシップ準決勝・鹿島アントラーズ戦以来となりました。

 負けた試合後というのは、「あのときにこうすれば勝てたんじゃないか?」とか、「あのシュートが入っていたら・・・」とか、「あの判定がなければ・・・」などなど、いろんな

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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯準々決勝・柏レイソル戦)

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯準々決勝・柏レイソル戦)

 10月25日は、等々力競技場で天皇杯準々決勝・柏レイソル戦です。

 週末に同じ相手とのリーグ戦を控えた中で開催されるカップ戦ですから、柏レイソルがどういうメンバーでくるかは読めないところがあります。

 見どころは多々ありますが、個人的に注目しているのがエドゥアルドの存在です。

 去年のシーズン開幕直後にやってきたエドゥアルドは、柏レイソルからの期限付き移籍だったため、2016年はレイソルと

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