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縦に急ぎ過ぎた後半のサッカーは、なぜ起きた?そして試合翌日の小林悠が語った「中央を堅く閉められたときの打開策」とは?(ACL第1節:水原三星戦:1-1)
等々力競技場でのAFCチャンピオンズリーグ2017グループステージ水原三星戦は1-1のドロー。
鹿島アントラーズと浦和レッズはゼロックス、ガンバ大阪もACLプレーオフで公式戦をすでに経験してますが、フロンターレはこれが初戦となりました。
公式戦初戦というのは、どうしても自分たちが新しく取り組んできた内容を表現したくなります。特に前半はそうなりがちで、そういう意味では、それが正直に出た試合内
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第1節:水原三星戦)
2月22日は等々力競技場でAFCチャンピオンズリーグ2017グループステージ第1節水原三星戦です。
2017シーズンの初戦にして、鬼木達監督の初陣となります。
試合前日の練習は、等々力競技場で行われました。全体練習の冒頭15分のみ公開で、あとは非公開で実施。練習後には鬼木監督と小林悠主将による、試合前日会見も行われました。
「今季初の公式戦で日本を代表して戦えることを誇りに思います。ホーム
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第6節・イースタンSC戦)
5月9日は等々力競技場でACLグループステージ第6節・イースタンSC戦です。
グループステージの最終戦を迎えました。フロンターレがいるグループGは「3強1弱」となっており、対戦相手である香港のイースタンSCは、勝ち点1で最下位。すでに予選敗退が決定しています。
しかし、イースタンの陳婉婷監督は「我々はプロフェッショナルとして振舞う必要がある」、「川崎は攻撃的なチーム。是が非でも勝ち点3を
勝負を決めた3点目。突破力のある両サイドアタッカーに生まれ始めてきた余裕と信頼感を読み解く。(ACL第6節・イースタンSC戦:4-0)
等々力競技場で行われたACLグループステージ第6節・イースタンSC戦は4-0で勝利。
勝てば自力でグループステージ突破を決めることができる状況で、しっかりと勝ち切りました。しかも首位通過というおまけつきで。
1位突破のためには同時刻のカードである広州恒大対水原三星戦が引き分けることが条件でしたが、こちらが2-2のドロー決着。広州と川崎フロンターレが勝ち点「10」で並び、この場合は当該チーム同
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL第4節・広州恒大戦)
4月12日は等々力競技場でACL第4節・広州恒大戦です。
等々力競技場で行われた前日練習は、冒頭15分のみ公開。そして両チームの監督と選手の公式会見もありました。
興味深かったのが、広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督の質疑応答です。
スコラーリといえば、2002年のW杯日韓大会では母国・ブラジルを率いて優勝するなど、世界的な名将です。メディア対応もさすがの百戦錬磨ぶりでした。
「ゲームを慌ただしくしたのは、真ん中の自分のせいだと思います」(板倉滉)。舵取りの難しい試合だったからこそ、ボランチに求められていたゲームコントローラーとしての仕事。(ACL第4節・広州恒大戦:0-0)
等々力競技場でのACL第4節・広州恒大戦は、0-0のスコアレスドローでした。
前半の内容を考えると、負けなくてよかったのかという気持ちが強くなりますし、後半の内容を思い出すと、勝てた試合だったという気持ちが強くなります・・・つまり、そういう試合だったということです。
強すぎる風や、濡れたピッチなどプレーする上では様々なストレスのあった90分でした。それだけに試合中の選手たちも試行錯誤していた
サイドに張らず、インサイドワークを繰り返していた長谷川竜也と、大外からの崩しを狙っていた車屋紳太郎。左サイドから生まれた、必然の追加点。(天皇杯2回戦・栃木ウーヴァFC戦:2-0)
等々力競技場での天皇杯2回戦・栃木ウーヴァFC戦は2-0で勝利。
圧勝とはいきませんでしたが、試合内容からすると妥当な勝利と言えました。
このnoteのゲームレビューでは、現地なり映像なりで一度試合を観戦しているという前提で、語るべきポイントを毎回掘り下げています。今回もそのつもりで書く予定でした。
しかし、この試合は天皇杯ということもあり、テレビ中継やDAZNでのネット中継がないんで
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯2回戦・栃木ウーヴァFC戦)
6月21日は等々力競技場で天皇杯2回戦・栃木ウーヴァFC戦です。
フロンターレは前大会のファイナリストでもあります。天皇杯というタイトルだけを過度に意識している選手はいませんが、この大会での悔しさを忘れている選手もいないはずです。クラブ在籍歴の長い田坂祐介が言います。
「去年、最後まで行って取れなかったタイトルでもある。一番、メンバーを変えながら取り組む大会かもしれないし、全員で(タイトル
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACLラウンド16・2ndレグ/ムアントン・ユナイテッド戦)
5月30日は、等々力陸上競技場でACLラウンド16の2ndレグ、ムアントン・ユナイテッド戦です。
ホーム&アウェイで行う第2戦を迎えました。
アウェイでのファーストレグを3-1で勝ったため、川崎フロンターレには2点のアドバンテージがあります。
ただ試合前日の鬼木監督の談話やフロンターレの選手を取材した印象では、チームとしては「負けても1点差なら大丈夫」、「引き分けでもOK」という考えを持た
リベロ?それとも、スイーパー?変幻自在なポジショニングで、最後尾からサイド攻撃を循環させた中村憲剛のタクト力。(ACLラウンド16・2ndレグ/ムアントン・ユナイテッド戦:4-1)
等々力陸上競技場でのACLラウンド16の2ndレグ、ムアントン・ユナイテッド戦は4-1で勝利。トータルスコア7-2でベスト8進出となりました。
前半だけで勝ち上がりをほぼ決めることができました。そこは本当に評価できると思います。なのでその前半を中心に語りたいのですが、個人的に一番面白かったのが中村憲剛のポジショニングですね。
Number Webの記事でも触れたのですが、あまりウケが良くなか
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯3回戦・ザスパクサツ群馬戦)
7月12日は正田醤油スタジアムで天皇杯3回戦・ザスパクサツ群馬戦です。
ザスパクサツ群馬とは公式戦初対戦となります。
相手は現在6連敗中。J2で最下位と低迷しています。指揮を執っているのは森下仁志監督。ジュビロ磐田やサガン鳥栖を率いた経験があり、当時はポゼッションサッカーを志向していました。今回、J1随一のボール保持力を誇る川崎フロンターレとの対戦には、かなり意気込んでいるとの噂も聞きま
背後を突いて、出鼻をくじく。そして左サイドで起点を作り、空いた右サイドから仕留める。豪雨の大勝劇で4回戦進出。(天皇杯3回戦・ザスパクサツ群馬戦:4-0)
正田醤油スタジアムでの天皇杯3回戦:ザスパクサツ群馬戦は4-0で勝利。
早速ですが、今回のラインナップです。
1.「ケンタロウ(森谷賢太郎)とは、練習からああいうプレーをずっとやっていました」(森本貴幸)。背後を突いて、出鼻をくじく。まさに練習通り。裏で勝負するモリモトの一撃。
2.「ボールが後ろで回る分、ちょっと足が止まったかな。無駄走りが少なかったかもしれない」(中村憲剛)、「中を崩し
浦和守備陣の攻略の鍵は「マウリシオを持ち場から動かすこと」にあり。必然で崩した3得点と、真夏のハードワーク。(ACL準々決勝1stレグ・浦和レッズ戦:3-1)
等々力競技場でのACL準々決勝1stレグ・浦和レッズ戦は3-1で勝利。
まずは先勝し、2点のアドバンテージを持ってアウェイに乗り込むこととなりました。
2-1のままだと第2戦が厳しくなるところでしたが、小林悠が3点目を決めてくれました。ただこの3点目は、家長昭博ですよね。左サイドの突破してのふんわりクロス。お見事でした。あの場面、小林悠の姿は確認せずにあげていたと明かしてます。
「見えて
試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL準々決勝・1stレグ/浦和レッズ戦)
8月23日は、等々力陸上競技場でACL準々決勝の1stレグ、浦和レッズ戦です。
ACLなので試合前日は等々力競技場で公式トレーニング(冒頭15分のみ公開)、そして鬼木監督と小林悠選手による前日会見というスケジュールでした。日本勢同士による対決なので、浦和レッズ側の報道陣も来ていて、なかなかにぎやかでした。
「相手はJリーグのチームだけど、レフェリーもアジアの方でいつもとは違うし、使うボールも