若手メンバーの学びを伝えるマガジン vol.15【企画立案からお客様への届け方まで、仕事の幅広さと挑戦】
こんにちは、石川樹脂工業です。
こちらのマガジンでは、若手メンバーの「気づき・学び」をお伝えしていきます。
4月に入社してくれた新卒メンバーも、あと1か月で「2年目」に。
そんな中、あるメンバーが入社して間もない頃に携わったプロジェクトについて、当時を思い出しながら振り返りを綴ってくれました。
企画立案からお客様への届け方まで、仕事の幅広さと挑戦
入社してから早くも2か月が経ちました。
この2か月間で私が取り組んできた仕事は、主に商品企画です。商品を作るための企画立案をし、生産現場での試作立ち合いを行いました。
今回携わったのは、マグカップのカラーバリエーション展開の企画です。
既に金型があるマ グカップについて、どんな色で展開すればその商品の良さを引き出すことができるのか、また多くの方に手に取ってもらえる商品にできるのかを考え、配色を企画します。
企画の際は、石川樹脂のAmazon担当者に市場の動向や意見を聞きながら進めていきます。Amazon担当者は、リサーチをもとにお客様のニーズに合った商品企画や販売ページの内容整理などを行っており、どんな商品をどう見せれば売れるかについてのノウハウを持っています。
今回は、マグカップのころんとした丸いフォルムから、仕事の合間にほっと一息つきたい女性をイメージして、ベージュを基調としたカラーを考えました。美大での作品制作の経験を生かせる仕事に、わくわくしながら取り組みました。
色のイメージが固まったら、工場での色試作に移ります。
色試作は、工場の主任さんと協力して、複数のカラーバッチ(色の素)を混ぜてどんな色がでるか試しながら樹脂を流し込み、成形を行います。
配合を変えたり、使うバッチを変えたりしながら理想の色に近づけていく、熟練の感覚 が必要となる作業です。主任さんと試行錯誤しながらカラーを作っていき、2日間の色試作が終わって製品になる5色を選んだ時は達成感がありました。
この経験から得た気づきは、一つの商品を作り上げるために、様々なステップで会社内の各部門と連携し、協力しながら進めていく必要があるということです。
一つの商品を企画してから世に出すまでのスピード感や、若手の意見を取り入れる自由度の高いものづくりに、大きな会社ではない石川樹脂ならではの柔軟性とチームワークが活かされています。
入社してからの2か月間は、多くの学びと成長の機会がありました。
これからも、この貴重 な経験を生かしながら、さらに成長していきたいと思っています。石川樹脂での仕事に対する情熱とやる気を持ち続けながら、新たな挑戦に向けて努力を惜しまず頑張っていきます。
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