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個展をすることで磨かれたアート性

6月は柏の「スタジオウー」さんで個展を開いていました。
会期が終わるまであともう少しです。
買ってくださった方もいると聞いていて、とても嬉しく思っています^^
ありがとうございます。

今日は絵について書きたいことを書いてみたいなと思います。

私はもともと、幼少期〜中学くらいまで絵が好きで。
音楽より絵の方が自分にしっくりきていて、周りからも「みかちゃんは絵の人」
と思われていました。

色々きっかけもあって、絵ではなく音楽の道に進むわけなのですが、
絵もどこかで自分の一部みたいな感覚があります。

習いごととして絵も習っていたことがあるし、ヤマハ音楽教室より絵画教室の方が全然好きでした。宿題もないし、好きな表現ができるし。
(むしろ宿題ほしかったかも)

展示をすると決めたのは半年くらい前で、私なりにどんな絵を描きたいか模索していたと思います。

絵は露骨に内面が出るので、選ぶ色も変わってゆきました。
私の中で、「奏」という作品が作れた時に、自分の絵がひとつ変化したというか、ステージアップができたと実感しました。

なかなか、「自分が描きたい絵」というのが描けませんでした。
でも、この絵を描けた時に、自分の成長が実感できた。
個展を開くことを決めたからこそ、自分自身と向き合い、描けた絵だと思っています。

この絵を描く時に心の中にあったことは、静かな決意のようなものだったと感じます。
「私の作品は素敵なのだ。私のセンスは素敵なのだ」と、自分自身で思っている感情が、表に出てきたようなイメージ。
自己満足、という言葉で綴ると浅いけど、自分の変化や、これからの想いなど、自分のために制作しました。

また来年も個展を開きたいなと密かに思っているのですが、描く機会をいただけることで自分自身と向き合うことができて、よりアート人生が深まるなと感じています。

自分の中で、アートの進化は自分の進化。
自分自身のことをちゃんと肯定できて、好きだなと思えるのは、絵や音楽の影響もとても大きいと思います。
私は、自分が好きな作品をちゃんと作ることができている。その自信はいまも自分を100%好きでいられる理由のひとつになっていくけど、もっと高めていくには、やっぱり自分のアート性を深めていくことも鍵です。

個展を開くのも、自分にとって挑戦でした。
挑戦することで、アート性が磨かれる機会を作ることができました。

しめくくりの言葉が出てこないのですが笑、
アートは人生、ですね。

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