これからの道
ここ最近すごく悩むことがある。
「就職」これがすごく悩む。
今の専門学校に入った時は、白血病を経験したからこそ、選手としてはもう厳しいかもしれないけど、トレーナーとしてスポーツの第1線で活躍したい!という思いで入学した。
正直、自分は目立ちたがり屋だし、人と違う事をしてなんぼだと思っている。
だから人を支えるという仕事に関しては少し向いていない気もする。
人を支える仕事は、あくまで裏方だと思う。
スポーツの現場で働くなら、
選手が主役で、トレーナーは主役を支える裏方の仕事。
自分の性格上、人の下で働いたりするのは少し苦手だ。
これまでの人生もよく考えてみると、
自分が活躍したい!
自分が1番になりたい!
という思いが強い人生だったと思う。
さらにそれをもっと強くしたのは、
白血病を経験したという事だと思う。
病気を経験した人のほとんどがマイナスな感情を持つことが多いと思うけど、自分は違った。
こんな経験他の人には出来ない経験だってすごくポジティブに捉えている。
正直闘病生活はすごく辛かったし大変だった。
入院中に何度も死んだ方が楽と思ったことか。
変えられるのであれば、こんな病気無かったことにしたい。
ただそんな事出来るわけがない。
起きてしまったことは受け入れなければならない。
こんなマイナスな考えもあるが、
同時に自己中な考えでしかないが、
この経験を活かして自分が活躍出来たらいいなと思う気持ちもすごくあった。
やっぱり誰かを支えたりする裏方の仕事ではなく、自分が表舞台に立って色んな人から見られるような仕事をしたいというのが1番の気持ちではある。
だけど、自分は特別に容姿が良い訳でもないし、人より秀でてる才能がある訳でもない。
そんなパッとしないやつがキラキラした表舞台に立って活躍なんて出来るわけないと思っている。
だからしょうがなくスポーツに関わる仕事が出来ればいいなと思ってトレーナーを目指しているが、それが本当に人生をかけてやりたいことなのかと言われたら自信を持って「はい!」とは言えない。
だからこそ今こうやって最後の学生生活で悩んでいる。
就職が全てでは無いし、20代なんてこれからどうとでもなると思ってはいるが、やっぱり勇気が出ない。ここで全てを捨ててでも覚悟を持って決断出来る人が人前に立って活躍出来る人なんだろうなと心底思う。
自分にはそんな勇気や決断力はない。
ただそんな人前に立って活躍することを諦めたわけではない。
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