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開場10分前に大会中止…パンクラス317

8月23日、東京・新木場スタジオコーストにおいて予定されていた『PANCRASE 317』が、出場予定選手から新型コロナの陽性反応が出たため、急きょ中止となった。
パンクラスでは、大会1週間前の抗体検査、大会当日の抗体検査と抗原検査と3段階でコロナ感染検査を実施している。
しかし、最後の段階の抗体検査で陽性反応が出てしまった。
選手の名前は発表されていない。
パンクラス・酒井正和代表はSNSで「今回3段階目の抗体検査で当日試合予定の選手より陽性反応が出たため、急遽中止を決定しました。
中止に関して、開場10分前という直前に判明した事態でしたが、ご来場者の皆様の健康と安全を最優先に考えて即刻中止を判断いたしました」と中止決定の経緯を報告している。

通常なら格闘技畑だけの事件なのだが、Yahoo!のトピックにあがると同時に橋下徹氏のツイートにより一気に広まる。

翌日、パンクラスの代表はファイトマネーの全額支給とチケット代の全額返金、仕切り直しで試合の場の提供を約束。

大会の中止も賛否両論。
パンクラスの対応も「当たり前」くらいの反応もある。
苦渋の選択であったことは間違いないだろうが英断なのかどうかはわからない。
プロ、アマを含めて27試合が組まれていた本大会。
一人でも陽性者が出たら大会中止?
これが常識にならない事を切に願う。

note継続82日目
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