雨の日用の制服を買って撥水加工をした話
購入品の紹介
uncrave WHITE(アンクレイヴホワイト)
カラータイプライター オールインワン(グレージュ)です。
夏の制服と同じ生地(色違い)のオールインワンです。
実はこちら、3月の試着会で試着して、かなり気に入っていたのです。なのにこちらを夏の制服に採用しなかったのは、①グレージュなので汗ジミが目立つ②トイレで全裸にならないといけないといった機能面でのマイナスからでした。
購入の経緯
それがなぜ今になって購入したかというと、あきやさんのnoteを読んで、改めて自分の雨の日のファッションを考えてみたことがきっかけでした。
こちらの記事です↓
これまでは、雨の日は服とバッグはいつもと同じで、靴だけ革靴からベンシモンのエリーに変えていました。しかし、それでなんとかなっていたのは、今までの服がクロップドめのテーパードパンツ的なものばかりだったから。新しい制服は淡いピンクのフルレングスのワイドパンツなので、あらゆる面で厳しい。雨の日だけ、去年着てたテーパードパンツ+シャツを着ればいいか〜とのほほんと考えていたのです。
しかし。
夏の制服を着始めた翌週、関東地方も梅雨入りし、朝から一日中大雨の予報の日。去年の夏まで着ていた服を着ると決めていたので迷うことはなかったのですが、着てみて驚愕。
あれ〜? なんか、楽しくないんですけど〜〜???☺️
楽しくなかったんです。2020年のステイホームの時にミシンで縫って、それから毎夏着ていたのでそろそろだな、とは思っていたのですが、夏の制服を着ることで大好きな服を毎日着る楽しさを知ってしまったあとでは、『糖衣』ではないのに着ていて楽しくない服を着るのは耐えられなくなってしまったのです。耐えられないと言うと大袈裟ですが服で自分の機嫌を取れるなら取っていたい。
それに、「雨の日のファッション」といっても、実際に用事があるのは雨の日に出かけた先の屋内であって、雨が降っている屋外ではないのですよ(天気にかかわらず屋外での予定を入れることはほぼないし、雨が降ったら人が関わってない限りキャンセルすると思います)。移動中の不快を解消することのみに全振りするのは悪手だと思ったのです。とは言えワイドパンツは無理。それならば、と、かなり有力候補に上がっていたこちらのオールインワンを購入することにしたのです。テーパードだし。ちょうどセールになっていたし。
心配な点の解消
欲しかった服が安く買えたわけですが、純度100%まごうことなきハッピー⭐️というわけでもないのです。前述の通り一番の心配は①汗ジミでした。
色のバリエーションは他にピンク(制服と同じ生地・色)と黒がありました。サイズと形が合うことはわかっているので、汚れが目立たない黒にしようかな、とも思ったのですが、このオールインワンはグレージュが一番私に似合っていたのでグレージュじゃないと意味がない。
汗ジミが心配といっても、特に避けたいのはワキ汗とお尻〜太ももの汗です。それならばその心配が解消されれば、めっちゃ可愛くて大好きな服が着れるということじゃん!!!
と大発見したので、夏用のインナーを買いました。それらがどれほど効果があるかは、今後試していきたいです。
心配な点②トイレで全裸問題は、これはもうオールインワンの宿命というか魔法が使えない限り無くならないのでどうしようもないです。「わずわらしさよりもこの服が着たい」が優りました。
もっと快適にするために(撥水加工)
ワキやお尻〜太ももの汗さえ目立たなければ、雨の跡もまぁ別にいいかなぁと思っているのですが、雨の日により快適に着れるように、クリーニング店で撥水加工をしてもらうことにしました。
ポニークリーニングで、クリーニング代880円+撥水加工料880円+ダブルフレッシュ132円ー更新特典の半額とサービス券利用506円=合計1,386円でした。
以下、ポニークリーニングの公式サイトより。
水だけじゃなくて汚れも弾くのは良いですね。
水を弾くならもしかして汗も染みないのでは? 次回のクリーニングまで効果が持続すると言われたけど、その間に水洗いするとどうなるんだろ。通気性が保たれるとあるけど、本当かな? それらの点も様子見て、何かあればまた報告します。
撥水加工の効果(2024/7/17追記)
クリーニングから戻ってきた日に動画を撮ってみました。
実はこのポストのアフターの動画は撮り直しているもので、最初はビフォアと同様に霧吹きで吹きかけてみたんです。結果はビフォアと何にも変わっとらん。
いやいやいやいやと思って容器から直接水を垂らしてみたら…一応少しだけ転がって、止まったところでジワっと滲んでいきました。それが、↑のポストです。撥水の効果が全くない、とは言えないけど効果がある、とも言い切れない。
以前、ネクタイの撥水加工が無料のキャンペーンの時に撥水加工してもらったら、面白いくらいにコロコロと水滴が転がったので、今回も同じようになるものだと思っていたのです。
そこでもう一度、撥水加工をしたネクタイに水滴を落としてみる。コロコロと転がり落ちる。ハッと気がついて、撥水加工をしていないネクタイにも水滴を落としてみました。加工したものほどではないが少し転がる。
そこでやっと気がついたのですが、加工以前に素材や生地の織り方によって、水を弾きやすかったり滲みやすかったりするのではないでしょうか。
これは考察ですが、絹(ネクタイ)は動物性繊維なので多少の油分があり、かつ密度の高い織り方で、綿(オールインワン)は膨潤性なので、タイプライターといえど隙間のある織り方なのでは。だから、繊維に水染み込むというよりも、繊維と繊維の隙間(織り目)に水が入っていって、滲んでいるように見えるのでは。詳しい方がいらっしゃったら教えてください。
撥水加工後の質感の変化としては、若干生地に重さと張りが出たような気がします。今までもそんなに気にはならなかったけど、よりシワになりにくくなったようにも感じます。通気性は悪くないです。自宅で水洗い後、乾いてからまた水滴を落としてみたら、クリーニング直後と同じように少しだけ転がって、止まったところでジワっと滲んでいきました。あるのかないのかわからない効果ではありますが、持続しているようです。
綿タイプライターが雨ガッパみたいになるのは無理があった(当たり前っちゃ当たり前)ようですが、繊維に薬剤をコーティングしているので汚れはつきにくくなってるはずだし、水が滲みたとしても繊維の奥まで滲みるわけではないと思うので、撥水加工して良かったと思うことにします…!!
しかしやはり雨の日用の制服があるのは気が楽で良いです。まず天気関係なくオールインワンがかわいくて好きだし、降るかな〜降るかな〜とソワソワしなくて済むし、1日ぶりに本来の制服を着たらまた新鮮に感じてそのたびにハッピーだし。今は雨の日用の靴を自問自答してます。
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