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豊かで幸せなエラマ(人生、生き方、命)の研究

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エラマ(Elämä)とは、フィンランド語で「人生、生き方、命」の意味。Elämäプロジェクト代表・石原侑美が、フィンランドの豊かで幸せなエラマについて、また、日本の豊かで幸せなエ…
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#石原侑美

「独立」は「つかまり立ち」くらいがちょうどいい〜フィンランド独立記念日にわたしの豊かで幸せな生き方について考える〜

フィンランド生涯教育研究家の石原侑美です。 今日、12月6日はフィンランドにとって特別な日。きっとフィンランドの街中でこの曲が流れているんだろうなあと思いを馳せています。 これは、フィンランドの独立を歌った「フィンランディア賛歌」で、フィンランドを代表するクラシック作曲家シベリウスが作った曲です。フィンランドでは12月6日になると、毎年街中でこの曲が流れ、あるいは路上で演奏され、フィンランドにとって特別な日であることが感じ取れます。 そう、今日12月6日はフィンランド独

フィンランドって“夢と魔法の国”じゃない

Elämä(エラマ)プロジェクト代表の石原侑美です。 今回は、いまのわたしとフィンランドの関係性、フィンランドをどう捉えているかについてお話ししたいと思います。 わたしは今でこそフィンランド生涯教育研究家としてフィンランドを紹介していますが、もともとはマリメッコも、ムーミンがフィンランド生まれであることも知らなかったんです。 「北欧系女子」と言われる人たちのことも(決して悪い印象はもっていないんだけど)、かなり遠くから見ているような状態で、フィンランドに対しては悪いイメージ