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ミニバッグ問題

株式会社石黒金属製作所の北山です。東大阪市で製缶、鈑金、溶接業をしています。

外出時に必要なものをミニバッグに入れて持ち歩いています。いつも同じところに同じものを収納しておけば、忘れものもないし、そのバッグさえあれば、それだけ持てばどこへでも出掛けられます。

普段仕事に使っているのは、モノリスという会社のリュックです。リュックに色々収納すると、背負っている状態から財布などが取り出しにくく、小さいポーチ的なミニバッグが欲しくなります。

そこで、数年前からミニバッグを使用しているのですが、問題は「必要なもの」というところと「ミニ」というところです。

一番はじめにミニバッグを使用し始めたときは、財布と携帯電話が収納できれば良いなと、本当に必要最低限の収納力、ポーチ寄りの発想でした。

しかし「必要なもの」というものは、使用していくうちに自分の中で欲求も高まり、鍵類、手帳も入れておいた方が良いぞ、いや、何かあったときに名刺も入れておこう、あっ、唇が乾燥したらリップクリームもあった方が良いぞ、目薬も、胃薬も、お守りもいれとこう、あっ、ポイントカード類を束ねたカード入れも!、、、という具合に、どんどん「必要なもの」が増えていきました。

ミニバッグも毎日使っているので、2年〜3年に一度くらいの頻度で買い替えています。「必要なもの」が増えていくので、ミニバッグも買い替えの度に少しずつ大きくなってきました。


財布と携帯と鍵が入るサイズ

ミニバッグは、一番最初は、手に持つポーチだった気がします。それから手に持っていると、子供を連れている時に邪魔になったりするので、ウエストポーチ型、ショルダー型に変わっていきました。収納するものが増えるにつれてポケットもたくさん欲しくなり、耐久性、軽さ、利便性を考えて、吉田カバンのポーターのものにしました。そこからポーターのショルダーバッグを数回買い替えています。

吉田カバンはポケットが多く、よく考えて作られていて、便利です。最近異常な値上げが使う側からすると悲しいですが、良いものです。

https://www.yoshidakaban.com/index.html


財布、携帯、手帳、名刺、鍵、、、色々入る

しかし、買い替えの度に、バッグはどんどん巨大化していき、ポーチと呼べるものから、今ではミニバッグでもなくなってショルダーバッグのサイズになっています。

背中にリュック、前にバッグのスタイルです。これは非常に便利で、両手が空き、さらに必要なものは前掛けにしているポーチから取り出せます。

しかし!このスタイルは非常にダサく、旅行者みたい、いや、オタクぽくもあります。オタクぽいのがダメではありませんが、スマートではないです。

全くスマートではない、客観的にみても恥ずかしい

スマートではないことは自分でもわかっていて、歩いていて、目が合う人みんなにスマートじゃないんですよ、でも便利なんです。と言って歩きたいくらいです。

コンビニや、デパ地下でこのスタイルでレジに向かうと、ちょっと変な人風のオーラを放っているのか、店員さんがいつもより少し引いてる感じがします。

そこで店員さんに、このスタイルはスマートじゃないですよね、野暮ったいですよね、へへへ。などと言えば、より変人感が増し、どうしようもなくなります。

街で友達に数年ぶりにたまたま会った時も、どうしたの?という感じの目でみられました。いや、便利なんだよとは言いませんでしたが。

そういう見た目のデメリットを加味しても、リュックアンドバッグスタイルは捨てがたいです。

しかし、このブログの為に写真を撮ってみたら、思ってた以上にバッグは大きいし、思ってた以上にリュックアンドバッグスタイルは野暮ったいし、変人的です。

その野暮ったさを隠す為に、普段はリュックにミニバッグを入れているのですが、バッグが大きくなってきて、リュックがパンパンになる問題も発生し、更にはリュックアンドバッグのメリットも消えさり、本末転倒です。

心配性と大雑把が同居した性格なので、本当に普段必要なものというのがどんどん増えてきた気がします。本当に必要なスターティングメンバーを吟味して、野暮ったいスタイルから脱却したいとおもいます。

財布、携帯、これがすでに大きく場所をとります。手帳、鍵類、カード入れ、名刺、、、この時点でもうポーチに収まらないじゃないか。リップに胃腸薬、塗り薬、ティッシュ、御守り、絆創膏、目薬、くそう、全部スタメンじゃないか!便利さは捨てられない!もう野暮ったくてもいい!

こうして便利さを追求していくと、やっぱり最後、行き着く先はポケットいっぱいついてるベストになるんでしょうか、あれが便利さでは最強なのかな。ベスト着てる人達は、便利さ追求した結果なんじゃないでしょうか。


すごく便利そうではある

もう少し年齢を重ねた時、野暮ったさより便利さを追求した僕が、ポケットいっぱいのベストを着ているかもしれません。

いやね、このポケットいっぱいついたベストはスマートじゃないんですよ、でもね、便利なんですよね、なんて言いながら買い物してるかもしれません。

便利とスマート両立する何かないのかなぁ。




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