噺家が最初に教わる噺 ~統計を取ってみた~
こんにちは、三遊亭金の助です。
『新・金の助日記』を読んでくださって、ありがとうございます。
この『新・金の助日記』では、私が落語や落語に関する事を考察・解説をしていきます。
ゴーストライターの経験もありますが、あとは学生時代のレポートくらいしか文章を書いたことはありません。拙い文章ではありますが、自分の文章力アップや落語に関する知識を身につけていこうと思っていますので、生暖かい目で見守って頂けると幸いです。
落語の世界には身分制度があり、下から順に【前座】→【二ツ目】→【真打】とあります。
この前座というのは寄席の楽屋の下働きを4年間ほぼ毎日します。
ですが前座として楽屋で修行する前に、必ず落語が1席は出来ないといけません。前座は寄席の開口一番として高座もあります。
そこで私は新型コロナウィルスの影響で仕事もなく、あまりにも暇すぎたので、あることを思いつきました。
【入門して最初に習う噺は何なのか統計をとり、2014年と2018年でどのような変化があるか考察してみよう】
※この2014年は私が楽屋入りして一番下っ端の前座だった時で、2018年は私が前座の一番上だった時です。
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