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【金の助が語る】池袋演芸場【思い出】

こんにちは、金の助です。今日まで池袋演芸場のサラクチ(前座さんの次の出番)を務めてまいりました㊗
池袋演芸場で高座を務めるのも久しぶりで、どのくらい久しぶりかと言いますと…

まぁ莫大な期間空いたわけでございますが…。
ですが五日間高座に上がれて大変嬉しく勉強になりました。
やっぱり寄席はいいね(・∀・)イイネ!!
しかも昨日は師匠のお客様から高座でバレンタインチョコを頂きました㊗高座に上がって喋りだす前だったので、慌ててしまい少し枕が飛んでしまったのはご愛嬌♥

ちなみに五日間のネタはこんな感じです。

初日  粗忽の釘(前日メチャクチャ稽古したから…結果はお察し下さい)
二日目 子ほめ(楽屋で小噺を思いついたので挑戦)
三日目 たらちね
四日目 開帳の雪隠(お客様も少なめだったので落ち着いた噺で)
五日目 真田小僧(この芝居で思いついた小噺を二つ披露)

前座の頃は、高座と言えば寄席がほとんどで、しかも前座は番組に入っていないから『受けなくたっていいんだ、一生懸命やればいいんだ』という気持ちであんまり緊張しなかったのが、二ツ目になると逆に寄席の高座が少なくなるので寄席の方が緊張するんですよ。
時間も守らないといけないし、番組の構成員の一人ですからお客さんをいい状態にしてお後に回さなければなりません。そのぶん前座さんからお茶を出してもらったり、他の真打の師匠方や色物の先生からも同じ出演者の一人として扱って頂けます。

ちなみに池袋演芸場は客席は100人くらいで、西口の交番の横断歩道を渡っていかがわしい街の入口にあるビルの地下にある寄席です。
こちらの寄席も演者の持ち時間が長めで、本数が少なめです。

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