対岸の火事ではないかもしれません
近畿でライフプランデザイナーをしております、石野です。
中国でアメリカ卸売り大手コストコが開業し、来店客でごった返している様子がニュースになりました。
・まだ開店のシャッターが開いている最中なのに、我先に店内へ入っていく
・客同士で商品を奪い合う(生肉を手づかみ)
・レジでも並ばず割り込む
こういうのは国民性なので、何が良いとか悪いとかではないのです。。。が、日本人の常識からすると理解するのは難しいです。
ただし、これは他の国の事で関係ない、とは言えないかもしれません。
以下2つの事例をあげます。
①訪日外国人の増加
日本は少子高齢化が進み人口が減少しています。
今後も慢性的な人手不足が進んでいくとみられ、その解決策として、国は外国人に頼ろうとしています。
割合は、アジア諸国が多く、中国が1位です。
また、日本は観光大国への舵を切っており、2030年までに訪日外国人観光客を6000万人にすることを目標にしています。(2018年でも3000万人!)
6000万人といえば、日本人口の1/2にあたります。
この弊害として色々提言されていますが、日本にある常識がひっくり返るのもそう遠くはないかもしれません。
②日本人の利己主義化
警鐘を鳴らしたいのはこちらです。
私は30年程度しか生きていませんが、ここ10年くらいで日本人の行動が変わってきているように思います。
・電車で前の人を突いてでも我先に降りようとする
・並ばない、割り込みする大人
・通路、歩道に座って飲食し、ごみを放置
配慮と思いやりが日本人の特徴だったはずが、どうも自分の事しか考えない人が多くなってきています。
なぜでしょうか?
以下FP的な考察です。
心のゆとり(余裕)がない
→時間のゆとりがない
→経済(お金)のゆとりがない
結局、お金に着地しました笑
特に、日本人は自分からお金を遠ざける傾向にあります。
所詮お金は手段なのに、人にお金のことを話すのは気が引けませんか?
しかし、生きるための手段としてお金は必須なので、遠ざけているが故にそのお金によって苦しむという事態に陥っています。
お金を好きになりましょう、とまでは言いませんが、
そんなに嫌わずに、もう少し自分に近づけてもいいのかなと思います。
生物はみんな自分が一番であるべきです。
自分にどれだけゆとりがあるかで、周りへの接し方が変わってきます。
経済のゆとりを手に入れて、心のゆとりを持てるようになればいいですね。
国民のマネーリテラシー向上に向けた記事を書いていますので、サポートは辞退させていただきます。そのお気持ちで記事のシェアをしていただけるとありがたいです。