成果主義

生産性と成果主義と日本の未来!

近畿でライフプランデザイナー(お金の軍師)をしております、石野です。

本日は日本のモノづくりと未来について書き留めたいと思います。

日本は太平洋戦争に敗戦後、自動車、家電等の「モノづくり」に力を入れ、その品質と性能、信頼性により、高度経済成長を遂げました。

今の日本が先進国であることは、当時のモノづくりを引っ張ってくださった諸先輩方のおかげです。

現在の会社の仕組みは、高度経済成長時のものがベースになっています。
終身雇用、年功序列、労働組合は、日本型経営の『三種の神器』と呼ばれました。

最近になって成果主義が謳われてきましたが、外資系企業以外はまだまだ年功序列が根付いているのではないのでしょうか。

それだけが原因ではないと思いますが、日本の労働生産性は、先進7カ国の中で最下位となっています。
朝早くから、夜遅くまで働かれているサラリーマンさんをよく見かけます。この結果は将来の日本のためには重く受け取るべきです。

年功序列のメリット
・会社が人件費の予算を組みやすい
・どの社員も安定、安心して生活できる
・能力がなくても何とかなる
年功序列のデメリット
・頑張っても収入が増えない
・社員のモチベーションが上がらない
・ぶら下がり社員が増える
成果主義のメリット
・結果さえ出せば、収入は増やすことができる
・時間に縛られなくなる
・社員のモチベーションが上がる
成果主義のデメリット
・成果を出さないと、生活が不安定
・能力のない人は続けられない

結局は、年功序列と成果主義のいいところ取りになるのでしょう。

未来の仕事の形は、
「ホワイトカラーに人間が、ブルーカラーはロボット(AI)が従事して、人間がAIを部下に仕事をする」
と思っています。

じゃあ、会社の評価システムをすべて成果主義にしたらいいのか?

「日本式」の考え方は、もっと根強いようです。
とても参考になるnoteがありましたので、引用させていただきます。

なるほど!
「出席することに意味がある」という考え方は、教育の段階から刷り込まれているのですね。いつの間にか手段が目的が変わっている

「働き方改革」「ワークライフバランス」「Fin-Tech」等々、社会システムに改革が起こっています。

少子高齢化が進み、今までの社会システムでは経済が成り立たなくなっていくであろう未来に向けて、教育も改革を進めるべきではないでしょうか。

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