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ホワイトハッカーの教科書1(用語メモ)<ハッカーの呼ばれ方>

ホワイトハッカーの教科書1(用語メモ)

<ハッカーの呼ばれ方>
クラッカー(kracker) :ソフトウェアをリバースエンジニアリング*1して悪用する者。不正行為を行うクラッカー(cracker)とは異なる。

フリーカー(phreaker):電話機や電話システムに精通したハッカー
ウィザード(wizard):ハッカーの中でも高度な技術力をもつもの
グル(guru):ウィザードと同義として使われる事があるが、創造主・指導者といった尊敬すべき人物に使われる。つまり、高度な技術力を持つという事より、歴史に残る偉大な何かを作り出した人を指すことが多い
スクリプトキディ(script kiddy, script kiddie):他人の作ったプログラムやスクリプトを使って、不正行為を行うクラッカー
ギーク(geek):コンピュターに強い関心を持ち、マニアックな技術や知識を持っている人。社交性がある。
ナード(nerd):コンピュターに強い関心を持ち、マニアックな技術や知識を持っている人。ギークの類義語だが、ナードはギークより社交性に欠ける。
ヴァンダル(vandal):サービスを直接破壊するのではなく、サービス上でのやり取りを妨害する者。掲示板あらし、チャット荒らし、スパム投稿、メールボムなどが該当する。
ワナビー(wannabe):ハッキング行為に興味を持つもの。ハッカー志願者。元来、侮辱する意味はないが、スキルがないハッカー気取りをする者、知ったかぶりする者を指す場合には蔑称になる。「I wanna be a hacker」 が語源(「wanna」は「want to」の俗な表現)
ニュービー(newbie):コンピュターに興味を待ち始めた初学者。新人。
ヌーブ(noob):初心者に対する蔑称。ニュービーは単なる初心者であるが、ヌーブは勉強しようとしない初学者を指すことが多い。

*1:製品の動作やコードを解析することで、その製品の仕組みを知る事です。悪用という意味では、ソフトウェアのプロテクト機能を突破することがその代表である。
参考:ホワイトハッカーの教科書p22

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