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シンガポールのインターナショナルスクール 学校見学その④

International Community School
この学校はアメリカ式の学校
アドミッションや事務の方も明るくフレンドリー、小中規模校のいいところ、生徒全員の顔と名前を覚えていて、早退する子への名前で呼んで仲良さそうに会話していました。
息子・娘の出身校(香港のインターナショナルスクール)と同じ子もいるわよー!!といった話もしたので、一人一人よく理解している様子。

写真はありませんが、見学した時には何か学校全体でクイズ(?)イベントをしている時期で、正解か投票が多い人には豪華景品がもらえるようでした。その景品が受付に並んでいたのですが、本当に豪華。
ゲーム機器や金券、玩具といったサンタさんや誕生日にお願いするレベルの高額な、子供が本当に欲しいものが並んでいました。これは夢中になる!
大きなイベントはもちろん、イベントは多そうで、雰囲気も香港時代に通っていたカナダ式インターナショナルスクールと似ていてとっても好印象。
アドミッションの方も丁寧に学校案内していただき、疑問をわかりやすく説明してくれました。
息子も娘の学年もウェイティング状態でないし、ここにしよう!テストを受けるところまで進みました。

外観

遊具や菜園、サッカー場など広々としています。


バスケットコート


遊びスペース

生徒数の割に外で遊べる遊具やスペースが多いと感じました。
写真のスペース以外にもあります。

菜園スペースは広くはないものの、南国ならではの植物の成長が見届けられるのは、四季がないシンガポールでもどんなものなのか興味津々。
家でできないことを学校でやってくれるって嬉しいですよね・・・

菜園スペース


生徒は
USA 26%
South Korea 20.3%
Japan 7.7%
Philipines 6%
India 5.5%
Australia 5.5%

と公開されていますが、息子の学年だと1学年に2クラスか3クラス、日本人は少なめでクラスに1人かいるかいないかでした。
立地が良い(日本人が多めのエリア)割には日本人が少ないインターの部類に入るのはないでしょうか。

教師はアメリカ人35人、シンガポール人8人、日本人0、韓国人が4人(日本人は0)いますので、韓国家庭からの支持もあって、20%も韓国人なのでしょう。
アメリカ式だと、ちょっと勉強が心配のイメージですが、韓国人家庭は勉強をたくさんするので、大丈夫かも、って安易に思ってしまいましたが、実際はわかりません。韓国ドラマ(SKYキャッスル)をみた影響をすごくうけた偏見です。

教室
K2の教室

教室は写真の通り。
休み時間にポテトスナックを食べて教室内を移動したり、と自由な感じなので特別清潔で綺麗ってわけではないので、気になる人は気になるかも。

G4?の教室


K2の生徒は半分ぐらいはブロンドヘアでした。学年が上がるにつれて、アメリカ人は減っているように見えました。
授業内容や授業態度、私が思うインターっぽいプレゼン重視、マイPCで何か調べ物してる・・って感じものをそもまま体現しているような様子を覗くことができました。

生徒たちもフレンドリーで担任の先生が大好きって感じが伝わってきました。
対象の学年のクラスを覗いた時に授業を止めてHi〜って生徒も先生も歓迎してくれたのはこの学校だけでした。

STEAMやデジタル的なそのための教室はなかったのですが、専任の先生がいて図書館の奥のスペースを利用して授業をしているようでした。

カフェテリア


学費は他と比べるとそんなに高くない部類です(2024-2025)
S$28,146 Early Childhood (K4/K5)
S$31,940 Elementary School(Grades 1 to 5)
S$36,392 Middle School(Grades 6 to 8)
S$40,730 High School(Grades 9 to 12)

とはいえ、ハイスクールは高いよね。子供が大きくなるのこわくなるレベル。
Kinderはローカル保育園と価格が変わらないのですが、預かり時間と長期休暇があるのでなんとも。
綺麗な英語を浴びさせたい人はローカル保育園ではなく、こういったインターのKinderの方が良いんだろうなとは思います。

息子も娘も学校の雰囲気が気に入ったので、
当時Kindreの娘は対象外でしたが、息子はG4でしたのでEnglish Language Assessmentを受けることが必要でした。
見学をした日と別日で1時間程度のAssessmentを受けました。
内容としては、スピーキング、リスニング、エッセイを書くという内容。
その日はフィードバックなしで1週間以内にEAL必要か不要か連絡が来るとのこと。本人はエッセイは大変だったけどできたよ、と好感触(ビックマウス)

息子は5歳のKinder時代からインターナショナルスクールで育っているのでEALは必要ないと考えていて、Assessment($280)もさえ必要ないのではと思っていましたが、、、ところがどっこい結果はEALのレベル1(3段階)に値するということになりました。
EALはもちろん有料で追加費用がかかるのは、我が家的にダメージ大。
それよりも息子本人が大ダメージを受けていて、またEALからなのは嫌だ・・・と現実の実力を受け入れられない様子。認めてもらえなかったと感じたのか、香港時代にEALから抜け出すことが大変だったことを思い出したのか、EALなら行かないと言い出してしまった次第です。
ということで、我が家はそれ以上のプロセスに進まず、今通っているインターにお世話になっております。
そんな理由で・・って思う方もいるでしょうが、私は息子の謎のプライドを優先させました。

プールがないし、PTAが学校に壁画していたりと、何かとボランティアする機会も多そうで、そもそもアメリカ式ってことが好き嫌いあると思いますが、素敵な学校だったので、是非見学の候補に〜






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