ラジオ:大人の幸せな夏休みとは
夏休みには、幸せを高める不思議な力が隠されています。
自分の幸福度のベースを高めるために、夏休みをとってみましょう。
忙しい大人の皆さんですから、一日または半日など、短い夏休みでいいと思います。
大人が短い夏休みをどう過ごすべきなのか。
ひとつめのキーワードは、「身体を通して体験する」ことです。
これは簡単で、家で画面をみて体験をするよりも、自分なりに移動したり、何かにふれたり、人間の五感を使って「体感する」ということです。
移動する、ふれる体験をとおして、よい思い出として記憶される確率が高くなります。
できれば、体験ツアーなどを購入して、ただ参加するよりは、自分でイチから計画を立ててみてください。
ふたつめのキーワードは、「冒険」です。
といっても、危険な大冒険をする必要はありません。
冒険というのは、「いまのままでいい」という気持ちから少しだけ抜け出すことです。
普段なら行かないような場所、知らなかった場所に行って、その場所の雰囲気や風を感じるだけです。それだけで、脳は冒険と判断して、優しい刺激を与えてくれます。
できるだけ、小さな冒険を探してみてください。
三つ目のキーワードは、「広げる」です。
自分の部屋のことより、お庭のことに広げてみて下さい。
自分のお庭より、近所のことに目を向けてみてください。
自然は人間の社会よりも大きいものなので、自然を見たりふれたりしてみましょう。
ビルの谷間の小さなほこらの前、海の見える橋の上、お寺の境内、大きな樹の根本。
普段は足を止めない場所に、少しゆったりと身を置いてみてください。
短時間であっても、自然に幸福度が高まっていきます。■
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