「雲錦蒔絵 なつめ」(「宮 パレス~時をかける宮女」)
さて今日は、山中のなつめのご紹介です。
こちらは、桜と紅葉の組み合わせ。
それぞれ二色ある模様が全体に散りばめられています。
詳しくは、当店のホームページから、どうぞ。
さて、今度は、「宮 パレス~時をかける宮女」という中国時代劇を見ました。
2011年の作品で、主演は、ヤン・ミー。
ヤン・ミー演じる、骨董屋の娘である晴川は、ある日、店から風で飛んでいってしまった仕女図を追いかけて行った森の中で、穴に落ちてしまいます。
落ちた先は、何と清朝の時代。
成り行きで、康熙帝の皇太子の女官となった晴川は、次第に皇子たちの愛と権力闘争に巻き込まれてゆき・・・。
あの、「宮廷女官 若曦」と同じ設定なんですが・・・。
しかし、とんでもないパクり作かと思いきや、調べてみると、「宮廷女官 若曦」とほぼ同時期に作られています。
偶然かぶってしまっただけらしいですね。
内容ですが、「若曦」に比べると、ずいぶんと現代的にできています。
しかし、皇子たちとの恋愛劇、宮廷の陰謀、どちらもしっかりと描かれており、軽い感じにはなっていません。
そして、皇帝の妃の一人が実は現代人だったり、第四皇子の即位を助ける年羹堯が実は別人だったりとストーリーにあっと驚く部分があります。
まぁ、どちらを見るべきかといったら、「若曦」のほうかと思います。
「若曦」は、何と言っても、歴史の知識だけでは理解できない、人と人との心の関係というものをじっくりと描いた名作でしたので。
でも、じゃあ「宮」が大したことないかというと、全くそんなことはなく、これはこれで十分面白い作品となっています。
未見の方は、ぜひ、どうぞ。
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