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「玉虫小箱 桜」(「愛の不時着」)

さて今日は、前回ご紹介した小箱の柄違いです。

こちらは、桜の模様。

玉虫塗風に仕上げた、つやのきれいな小箱です。

アクセサリーケースに、いかがでしょうか?

詳しくは、当店のホームページから、どうぞ。






さて、今度は、いまさらですが、「愛の不時着」という韓国ドラマを見ました。

2019年の作品で、主演は、ソン・イェジンとヒョンビン。

韓国ドラマなんて、全く興味が無かったのですが、ずいぶんと話題になっていましたので、見てみることにしました。

ストーリーは、簡単に書くと、

ソン・イェジン演じるユン・セリは、韓国の大企業で代表を務める女性なのですが、パラグライダーの事故で北朝鮮にまで飛ばされてしまいます。

そんな彼女を助けたのが、ヒョンビン演じる北朝鮮の将校であるリ・ジョンヒョク。

二人は、徐々に惹かれあうようになるのですが、彼には、富豪の令嬢であるソ・ダンという婚約者がいました。

ちょうどその頃、ユン・セリの兄の会社から大金をせしめて北朝鮮に逃げてきていたのが、詐欺師であるク・スンジュン。彼は、偶然会ったソ・ダンに心を奪われ・・・。

この4人のラブストーリーに、北朝鮮軍内の陰謀が絡んでいく、という感じ。

ですので、てっきりシリアスなドラマかと思ったのですが、実際、見てみますと、これってラブコメなんですね。

笑っちゃうシーンが、けっこうありまして、驚きました。

しかし、このドラマ、うまくまとまってはいるんですけど、新しい部分は何もないですね。どこかで見たシーンの連続です。

今までのドラマでウケた要素を、かき集めてきて一つにまとめたような感じです。

ですので、個人的には、このドラマの一番の魅力は、北朝鮮の人々の暮らしを、しっかりと描いているという部分ですね。

色々と印象的なシーンがありました。

電車が停電で止まるやいなや、周りからわらわらと人が現れ、乗客に食料や毛布を売りつけようと群がってくるシーン。

ソ・ダンがスマホでゲームをやっているのを見たク・スンジュンが、自分もダウンロードしようとするのですが、アプリは市場で買って入れてもらわなくてはならないと聞いて驚くシーン。

しかし、一番印象的だったのは、パッと見ると普通のマンションなのに、キッチンにあるのは、「かまど」だというシーン。これって、本当なのでしょうか?

でも、いまだに日本の戦前のような暮らしをしながらも、助け合えるところは助け合いながら、楽しく暮らしている人たち。

彼らを見ていますと、そうだよなぁ、北朝鮮にだって良い人はいるよなぁ、という気になってきます。(親北の文在寅政権の策略なのかもしれませんが。)

ラブストーリー部分に関しましては、ユン・セリとリ・ジョンヒョクの物語も、もちろん良いんですけど、それよりも、ソ・ダンとク・スンジュンの方が気になりましたね。

ダンさん(この女優さん、美人ですよね。)は、気の強いお嬢様で、当初の予定通りにジョンヒョクを何としてでも手に入れようとするのですが、自分を理解してくれるのは、実はク・スンジュンの方だと気が付き始め・・・。

という流れには、ハラハラさせられました。

だから、ダンさんには幸せになって欲しかったのですが、なんであんな結末に!

と、新しい部分が何もないとは言いながらも、引き込まれてしまうドラマではありました。

まだご覧になっていない方は、ぜひどうぞ。








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