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「玉虫小箱 コスモス」(「パラサイト 半地下の家族」)

さて今日は、玉虫塗風に仕上げた小箱のご紹介です。

模様は、コスモス。

アクセサリー入れにぴったりですね。

詳しくは、当店のホームページをご覧ください。






さて、今度は、第92回アカデミー賞作品賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」を見ました。

2019年の作品で、監督は、ポン・ジュノ、主演は、ソン・ガンホです。

最近の日韓関係を考えますと、あまり見る気になりませんでした。

しかし、映画ファンとして、作品賞を取った以上は見ておかないといけません。しょうがなく見始めました。

ストーリーは、もう皆さんご存じでしょうから省略します。

前半は、半地下で貧しいながらも逞しく暮らしているソン・ガンホの家族たちが次々と、ある金持ちの家庭に入り込んでいく過程が、テンポよく、そして、コミカルに描かれていきます。

しかし、生活費が欲しい貧乏人と雑事をこなしている暇のない金持ちということで、持ちつ持たれつの関係なのかな?

と思いきや、ソン・ガンホたちが、自分たちが入り込みためにクビにした家政婦が戻ってきて、ある秘密が明らかになってからは、その関係も変わり始めます。

表面は取り繕っていても、結局は、貧乏人は金持ちを妬み、金持ちは貧乏人を見下しているというのが明らかになり、ついには悲劇が・・・。

経済格差によって、分断された社会というのは、韓国だけの問題ではなく、世界的な問題だということでの作品賞受賞なんでしょうね。

ただ個人的には、分断だけではなく、何がしかの救いも描いて欲しかったところです。

ラストは、ちょっとひねってあって面白かったですけどね。

結局、ソン・ガンホの息子は、あの家を買えるんでしょうか?そうとう高そうですが・・・。


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