「湯呑 春秋沈金 溜内朱」(「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」)
さて今日は、湯呑のご紹介です。
山中塗の湯呑に、輪島の作家さんによる沈金を施しました。
当店オリジナルの商品となります。
輪島と山中という、石川県の二大産地の魅力を一度にお楽しみいただけます。
詳しくは、当店のホームページから、どうぞ。
さて、今更もうどうでもいいかと思いますが、一応感想を書いておきます。
「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」です。2019年の作品。
自分が映画ファンになった高校生の頃は、「スター・ウォーズ」は、最初の3部作しかありませんでした。
ですので、ジョージ・ルーカスが、「スター・ウォーズ」は、実は全9部作で考えていると知った時は驚きました。一体いつになったら完結するのか!
それが、いつのまにやら前日譚の3部作ができ、そして、ついに後日譚の最終作が公開です。
「スター・ウォーズ」がついに終わってしまう!
感無量とは、こういうことを言うのでしょう。見たいような見たくないような複雑な気持ちで映画館に行きました。
オープニングの導入のストーリーを見ただけで、げんなりしてしまいました。まさかのパルパティン復活!
ルークが命がけで倒したのに、こんなにあっさりと復活ですか?
いきなりテンションが下がってしまいましたが、まぁ、全体としては面白かったと思います。
突然、亡くなってしまったキャリー・フィッシャーの出演シーンも違和感があまり無くまとまっていましたし。
しかし、見た方は分かると思いますが、この映画を貫いているのは、「予定調和」です。とにかく無難に終わらせることに集中して作られています。
前作、「最後のジェダイ」が斬新すぎたんですね。
自分は、あっと驚く展開が満載のこの作品は大好きなのですが、一般的には評判が悪かったですよね。
ファンとしては、我らがルーク・スカイウォーカーが、煮え切らないおっさんになっていたというのが許せなかったのでしょう。
自分としては、この路線のまま行って欲しかったのですが、ディズニーはリスク回避に走ってしまいました。
そのせいで、レイは実はパルパティンの孫だったが、悪の連鎖を断ち切り、スカイウォーカーの名を受け継ぐ、という誰でも思いつく結末に・・・。
これでは、能力のある人は、親も能力があり、そのまた親も・・・という選民思想しか出てこないじゃないですか!
やっぱり、「スター・ウォーズ」は、ルーカスでないとダメなのか?というとそんなこともないかと思います。
新3部作を作るという時に、ディズニーが、ルーカスによる「ミディクロリアン」の物語というアイディアを蹴ったのは正解だったと思います。あまりにもズレ過ぎてますからね。
ですので、ディズニーが作ったのはいいんですけど、ファンに惑わされずに、当初の予定通りに、ディズニーが作りたかった「スター・ウォーズ」を作って欲しかったですね。残念です。
ということで、自分にとっての「スター・ウォーズ」は、最初の3部作だけです。前日譚も後日譚も単なる付け足しでした。
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