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"応援よろしくお願いします"に対する違和感

こんにちは、石田みなみです。


今シーズン、試合告知やサッカーのことでSNSを更新する際に私がほとんど使わなかった言葉。


"応援よろしくお願いします"


ほとんどの選手がごく自然に使用する言葉で、サポーターやファンの方、応援してくださる方を思い使用する言葉だと思います。

だけど、この言葉に違和感を覚えて、今シーズンは違う言葉で伝えようと思っていました。



応援って、お願いするものだっけ?

ふと、こんなことを思うようになりました。


スタジアムで、試合を観に来てくれた方に向けて、試合前に整列して、「応援よろしくお願いします」って応援をお願いしてるけど、応援って、お願いするものだっけ?

あれ?応援って、自然としたくなるものだよね?と。


そんなちょっとした違和感を覚えると、なんだか言ってて"おこがましい"と思うようになりました。


応援したくなるようなプレーや応援したくなるような想いを目の当たりにしたとき、勝手に身体が応援してしまっている。

応援しようとかそういうものではなくて、応援したいって心が言っている。


応援って本来そういうものじゃないっけ?って。



一緒に戦って欲しい

"応援よろしくお願いします"にとても違和感を覚えたのは、昨シーズンの中頃。


なかなか結果が出ない中、それでも応援してくださるファンやサポーターの方々。

私たちが辛いとき、苦しいときに、いつも温かい言葉をかけてくれました。


勝てないのに応援してくれて、申し訳ないと。

そんな方たちに、応援を"お願いする"ことが辛いなと感じることがありました。


そのときに、思ったのは、"一緒に戦って欲しい"でした。


この試合、勝つ為に一緒に戦って下さい。しっかりと皆さんの気持ちを受け取ってプレーします、見守ってて下さい。そんなふうに思うようになりました。


だって、わざわざスタジアムまで足を運んでくれている。時間を割いて、配信を見てくれている。ピッチに立っているのは11人だけれど、いつも同じ気持ちで同じ時間を共有している。


だから私は、

「今日も一緒に戦って下さい、共に勝利を喜びたい、一緒に頑張りましょう。」


こういう気持ちで今シーズン、"応援よろしくお願いします"と言っていました。



期待を背負って

チームの為に、私の為に、お金を出してくれる人たちがいる。

その人たちは、期待する気持ちをお金に変えてくれていると思います。


わざわざ、数あるチームの中から選んで、沢山いる選手の中から私を選んで、お金を出してくれる、ユニフォームを買ってくれる、応援してくれる。

その人たち(会社)の期待や想いを背負っているのと同じです。

もうこの時点で、応援は、沢山してもらっている。


だから、スタジアムで会う時は、仲間だと思うんです。

だからこそ、一緒に戦って欲しいです。

私たちは、チームに、クラブに、関わってくださる方々を代表して、ピッチに立っているから。

プレーしているのは11人ですが、全員で戦っているんだって、そう思うとすごくすごく力が湧いてきます。


スタンドや画面越しに選手たちを見て、「よっしゃ一緒に今日も戦うぞ」「私たちの代わりに頼んだぞ」ってそんなふうに思っていただけたらなと。

もちろん、今まで通り応援したいって方は、それだけで十分嬉しいです!


...

"応援よろしくお願いします"が決して悪い言葉ではないし、スタジアムに来てくださった方に応援していただきたいし、できればまた来て欲しい。

(こんなこと言ってますが、今後も何度も応援お願いしますって言うと思います。)

日本語って難しいから、もしかしたら、同じ意味じゃんって思う方もいるかもしれません。

でも、私はこんなことを思ってたんだということを伝えたかったです。


今シーズンも共に戦ってくれてありがとうございました。なかなか思うような結果を出すことはできませんでしたが、皆さんが一緒に戦ってくれたおかげで今シーズン頑張れました。

来シーズンも、一緒に戦ってくれると嬉しいです!!





石田みなみ

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