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私が私であり続けられるのは

「みなみっていつも全力だよね」

今までサッカーをしてきて、何度も言われてきたこの言葉。

時には、尊敬の眼差しで、時には、馬鹿にするような目で。


私の才能

サッカーをしてきた中で(サッカー以外でも)、みんなそれぞれ特徴があり、得意なこと、苦手なことがあると思います。

シンプルに、脚が速いとか、身長が高いとか、テクニックがあるとかそういうものもありますし、決定力とか予測力とか見た目からは分からないものもあります。

私は、人よりちょっと脚が速いし、人よりちょっと体力はあるけれど、どれも私よりすごい人なんてたくさんいます。私の才能は、いつも全力でプレーすること、それを何十年もやってきた継続力です。

気分が上がらない日も身体のどこかが痛いときも、いつだってできる限りの準備をして、自分を奮い立たせ、そのときの100%でプレーができる状態にして、練習や試合をします。

当たり前のことだと思っていたけれど、当たり前のことを人より当たり前にやることは意外と難しいし、普通の人はここまでできないよって言われて、ああこれは、私の才能なんだと思うようになりました。


(参考記事☟)


自分が自分じゃなくなる気がして

当たり前のことを毎日やる、毎日100%でプレーすることも難しいときがあります。

調子の良い時やメンタル的に安定しているときは、100%でプレーすることはいつもしていることなので難しいことではないですが、人間なので、凹むときやキツいときもあり、そういうときに全力でプレーするのは難しいです。

頑張ったって今日何か変わるわけではないとか、ミスを恐れて消極的になってしまうときとか、そういうときってだいたい楽しめていません。

全力でプレーすることができるのは、自分に自信を持ってプレーしているときです。

迷ったり、納得感のないままプレーをしても、100%でプレーできるわけがないんです。

そんなときは、今までやってきたことをやめてしまったら自分が自分じゃなくなる、一緒にプレーするチームメイトや応援してくださる人に失礼だと思って、どうにか自分自身の力で切り替えていました。


全力でプレーさせてもらってた

WEリーグの開幕戦、メンバー外でした。

もちろん悔しいなんて感情ではおさまりきらなかったし、この日を迎えるまでにいったい私は何をしてたんだろうと情けない気持ちでいっぱいになりました。

ただ、シーズンは続くし、始まったばかりです。

一喜一憂していてはメンタルも身体ももちません。

こんなに頑張れと言われることがキツい日はありませんでしたが、その日の私に向けられた言葉と捉えるのではなく、今後の私に期待してくれているんだと思って、すべてパワーに変えるようにしました。


メンバー外って、もうお前は必要ないよって言われている気がして(笑)

そんなときの周りの人やチームメイトの言葉はとても沁みました。(泣)

チームメイトに、「みなみさんの分も頑張る」や「みなみの力はチームに必要不可欠」と言ってもらったときに、私がやってきたことは間違ってなかったし、伝わってたんだなと思い、少し安心もしました。

そして、いつも1人で、全力でプレーしなければ私じゃないと思ってプレーしていたけれど、周りの人のおかげで全力でプレーさせてもらっていたし、前を向かせてもらっていたいたんだとこのとき強く思いました。

ずっとずっと、1人で頑張ってきたわけではなくて、調子が良いときも悪いときも、支えられてきた。見てくれる人、見守ってくれている人たちがいたから、私は"石田みなみという選手"でいることができたんだなと。

みんなやみなさんが期待してくれる分、私はまだまだ頑張ることができるし、まだまだ応援してくれる人たちに恩返しをしなくちゃならない。

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こんなシンプルな言葉にも、ちゃんと愛情を受け取りました(笑)

私が私であり続けられるのは、みんながいるから。

全力でプレーできるのは、みんながいるから。

まだまだやるべきこと、やらなきゃいけないことが沢山あります。

チームの為、応援してくださる方の為、地域の為、未来のWEリーガーの為、私はこれからも全力でプレーします!

シーズンは始まったばかり!期待しててください!


石田みなみ

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