『寅さん』を3本しか観てない私だが柴又に行って来た②
お待たせしました。
誰も待ってへんぞ!(ガヤthanks)
『寅さん』を3本しか観てない私だが柴又に行って来た②(続編)です。
亡き桂文紅師匠の「落語を知るなら寅さん知るべし」という教えが今やっと腑に落ちての旅。
柴又駅から参道を抜けてついに帝釈天へ。
ここは確か
りゅーちしゅーとか
さとーがじろー
がおるところやんな。
そんな浅い知識の私ですが(しかもレジェンドを呼び捨て)やっぱり本物を見るとグッとくる。
帝釈天で産湯を使い、でおなじみの御神水。
観音様にお参り。
お水をかけていると地元民らしきご婦人がスススと近寄ってきて
「体に悪いところがあったら、観音様のその部分に水をかけて撫でるの。
そうすると悪いところが治るからね」
と優しく教えてくれました。
「悪いところ撫でるねんて」
「ほたらあんた、頭、撫でとき」
「ほたらあんた、顔、撫でとき」
「どっひゃっひゃ」
みたいなやりとりできひん。
一人旅さみし。
境内には観光客へのサービスか、おなじみ寅さんの曲のイントロがリフレインされておりまして。
♪チャーチャラララララララー
チャララーラ チャーララララー
のどかな旋律を聴きながらふと思いました。
おでこでピアニカひく芸人さんは
必ずと言っていいほどこの曲やるけど、なぜに。
やはり旋律の並びに秘密があるのだろうか。
ちょいとスマホで調べてみよう。
「おでこ」「ピアニカ」「寅さん」と入力。
関西からはるばるやってきたここは柴又、帝釈天の境内で、
「おでこ」「ピアニカ」「寅さん」と入力。
検索ゴー。
ふむふむ。
なるほどね。そういうことか!
関西からはるばるやってきたここは柴又、帝釈天の境内で、
いっこ知識を増やす。
気になる人は「おでこ」「ピアニカ」「寅さん」で検索するやで。
そしていよいよ本堂へ。
柴又の友達が、「木彫りがすっごいから!」っておせーてくれてた通り。ただただ圧倒される。
ありがたい御朱印をいただきまして。
ゆるりと庭園を見学いたします。
春のうららかな日差しに照らされて、
なんともよき眺めです。
その美しい庭園を眺めながらまたしても、ふと思いました。
昨日の寄席で、ある噺家さんが
「ごしゅいんっていう響き……スケベですよね」
言うとった。
あれは雑な笑いの取り方であった。
誰しも思とるが、口にしたら負けのやつ。
でもよぉウケてた。
ごしゅいん。
……ふ。
あんた、さっきからいらんことばっかり考えとるがな (by 文紅師匠)
あ、師匠!すみません。
雑念を払い、寅さん記念館へ。
寅さん愛、詰まりまくり。
こりゃ熱烈ファンにはたまらんですな!!!
寅さんワールドに心癒されて、
館外の広場へ出ると
映画「男はつらいよ」こころの旅の記録として
全作品のタイトルとマドンナ、共演、ロケ地、あらすじがずらりと展示されています。
うわー、こんなにも名作が山のように。
4本目に観る作品は何がいいかいなと
パネルをつらつら眺めて
ごっつ気になったのがこれ。
「寅次郎忘れな草」の
ここ。
え、そこ?(by 文紅師匠)
やっぱ「屋」とまちごうたんっスかね?
しらん!(by 文紅師匠)
以上、『寅さん』を3本しか観てない私だが柴又に行って来た②でした。
バイバーイ。
またテキトーに切ってからに!!( *`ω´) by 文紅師匠
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?