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タイドラマ「When a Snail Falls in Love」(เมื่อหอยทากมีรัก, 如果蜗牛有爱情)

主演:(  )内に役名*:シュー・ジーシェン ({徐志贤 Thassapak Hsu, BIE KPN} プラー)、Baitoei Zuvapit Traipornworakit (ヴィタ)、Gift Sirinart Sugandharat (ミン)、Nat Thewphaingam (ワス) *注:役名はアルファベット表記をもとにカタカナにしたもの
2023年 全20話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★☆❤️
(写真=見出しはWeTVより、あとは本作公式ウェイボーより)

推しNo.2であるBIE君が新しいサスペンスドラマに出るということまでは掴んでいたのだが、中国ドラマだとばかり思っていた。
ところが、いきなりWeTVに登場した本作、2016年の同名の中国ドラマのタイリメイクだった!!

デキる上司とトロトロ新人の恋物語

心理学研究を専門として、警察官になったヴィタ。ただ、体力面ではカタツムリのように弱くて遅く、警察官の試験にもギリギリの点数で合格していた。
捜査チームに配属されるものの、上司のプラー隊長はこの新人が気に入らない。遅い上に勝手な行動をするヴィタに苛立つものの、一緒に訓練や仕事をしていくうちに、天真爛漫で機知に富んだ部下に好意を抱くようになる。
ヴィタは恋愛面でも疎く、プラー隊長の好意には全く気づかないのだが、少しずつ自分も彼に好意を抱いていることに気付く。
そんな中、プラー隊長のトラウマにもなっていた過去の事件に関わる人物が絡んでいると思われる不気味な事件が続く。。。

ちょっと作りが甘い

上記のように本作は中国ドラマのリメイク。そしてその原作小説というのがあり、ディンモー(丁墨)という若い女流作家の作品である。
彼女の作品を原作とした中国ドラマはすでに一本視聴済み。このドラマはサスペンスあり、ラブストーリーありと完璧な出来であった。

しかし!本作の中国版は未視聴だし、タイの刑事ドラマをあまりみたことがないので、なんとも言えないのだが、タイ警察、仕事の仕方が全般的に雑、というかツメが甘い、というか、あんまり仕事していない(笑)。

見惚れるその1:まずはオフィシャルスチル

私がBIE君に見惚れてばかりで、ちゃんとストーリーを追ってないんじゃないか⁉️と言われてしまえば、それまでなのかもしれないが(笑)、刑事ドラマのはずなのに、なんだか警察の仕事のやり方がだらだらで、ツッコミどころが多かった。
しかし途中から、『愛と容疑者に堕ちて』にも見られた、おそらくこの作家得意のサスペンスの構成というものが見えてきた。

幾つもの事件が起こる→
それが微妙に繋がっている→
最終的に主人公の関わった過去の事件の総決算になる

そう気が付いたところで、やっとストーリーの面白さを楽しめるようになってきた。まあ、相変わらず警察の仕事の仕方はなんだかツッコミどころが多いのだが、そこはBIE君の魅力でカバー。

BIE君がカッコいいので全てよし

中国ドラマだとイケメンツンデレ社長の役で超人気の彼であるが、やはり彼の体型からも、アクションをもっとやってほしい。あ、中国の時代劇には一本出ているが、今後は現代劇のみでお願いしたい(時代劇コメディー『シンデレラ・シェフ~萌妻食神~』、視聴済みだが記事は書いていない)。

見惚れるその2:アクションの姿がカッコ良すぎる

警察の制服姿からスーツ、タキシード、そして家でのラフな格好から水着姿まで、なんでも似合うBIE君が120%楽しめるドラマである。

見惚れるその3:水着姿も完璧😍 というか、この家、他のドラマでも見た記憶があるんだよなぁ

しかも!本作はタイドラマなので、彼が吹替になっておらず、地声が聞けるのがまたまた嬉しい。中国ドラマは全て吹替であるが、台湾出身の彼、もし台湾ドラマにでたら、そのままの地声が聞けるのかなぁ。

見惚れるその4:実生活でも子供が二人いるので、ドラマ内でも子供の扱いが上手

えーっと、なんだかBIE君の写真集のようになってしまったが(笑)、もう公式ウェイボーにはかっこいい写真がいっぱいあり過ぎて、選ぶのが大変であった。なので、次ので最後!

見惚れるその5:どのドラマでも新郎の役は完璧!

というわけで、なんだかただ単にBIE君絶賛記事になっただけであるが(まだ書こうと思えば書ける!)、ドラマとしては、プロットも良く、キャストもみんなそれぞれ多くの作品に出演している俳優たちなので、見応えはある。

最終話はちょっと急いだ感があり、もしかしたら続編の可能性もあるのかもしれないが、単にこういう結末がタイドラマは好きなだけかもしれないし、わからない。

オリジナルの中国版はワン・カイ(王凯)主演だし、昆明やシーサンパンナ州が舞台のようなので、これもこれで魅力的だが、観るかどうかは微妙かなぁ。

しつこいかもしれないが、うふ、最後はBIE君の歌声で〆たい。後半以降に登場する挿入歌『无路可退』🎵(タイ語で歌っているけれど、タイ語のタイトルわからず、汗)


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