かけだし、精神科医。

大きな遠回りをして精神科医、やってます。

かけだし、精神科医。

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最近の記事

マリオでいろいろと育めると思う。

マリオってすごい。 任天堂のゲームが大好きで、尊敬しています。 マリオワンダー、おすすめです。 神経発達症(発達障害)の子と一緒に マリオをプレイすると多くのことに気づく。 うわぁー、 すごい興奮している。 マリオと一緒にジャンプしている。 どんどん勝手に進んでいくな。 コインを全部取ろうとする。 待てずに飛び込んで、 穴に落ちるし、 火の玉に当たる。 顔を真っ赤にして、 怒ったり、 泣いたり、 クリアすると、 すごい笑顔になっている。 最近のマリオは 2人以上で協

    • 不登校のこどもへの一番簡単、でも難しい対応

      なかやまきんに君の 「世界で一番楽な筋トレ」シリーズが好きです。 最初に 「世界で一番楽な」と言ってくれるだけで、 少しホッとします。 とはいえ、なかなか習慣化できないという ジレンマに陥ります。 私は根気がない、三日坊主、すぐへこたれる、辛抱がない。 恥ずかしながら、「世界で一番楽な筋トレ」も継続は困難。 そんな私でも最近 継続可能となっているのが、 シックスパッド。 かれこれ2週間は継続していますね。 これは私のような頑張れないタイプの人間にとっては すごいこと

      • 不登校において、「心・技・体」ではなく

        落合博満さんのことが好きだ。 落合監督の著書の中で 「心・技・体」ではなく 「体・技・心」 が大切な順なのではないかと言われている。 (采配 P34より引用) 不登校の診療でも同じことが言える。 こどもを受診させる保護者の多くの方は ①こどもの心を楽にさせたい ②SSTや認知行動療法などを行なって生きやすくさせたい と言われる。 ①は心 ②は技 へのアプローチといえる。 しかし、 最も大切であり、 土台になるのは、 「体」 と考える。 精神科領域における 「体」

        • 佐渡島さんの記事を拝読して、一つだけお伝えしたい。『子供達の不登校により、お母様のスケジュールが影響を受ける』、この点を見直されるのはどうでしょうか?学校へ行こうと行かまいと、お互いの生活に影響が出ないように過ごせるようになる。その力を身につけることが自律となるのかなと思います。

          観葉植物を育てるように

          子育てって難しいと悩む時に、 大ベテラン心理士の先生から教えて頂いた言葉。 水を与えなさすぎも、与えすぎも良くない。 ほどよく、適当がいいってことなんだけど、 結局、それが一番難しいよねって話。 河合隼雄先生の著書「幸福論」の中で、 「私のしているカウンセリングは、木のイメージと重なる部分が多いように思う。 カウンセリングの仕事は動物をしつけるようなことではなく、木の成長を待つようなところがある。」 (河合隼雄の幸福論 木 P125より引用) 児童精神に携わっていると

          観葉植物を育てるように

          水のような心

          20代の自分に贈りたい言葉。 「水のような心」は空手修行の言葉らしい。 Webで調べると、他にも 宮本武蔵の五輪書で述べられているとか、 ブルース・リーが「Be Water」の考えかたを大切にしたとか色々と出てくる。 正しい出典もわからない。 哲学的なこの言葉の本質を 私が理解することは、まだ難しい。 今の自分の心に残ったのは 「静かな池に小石を投げこんだところを想像してみてほしい。水はどう反応する?そう、 石の重さと力にぴったり合った反応をして、そしてまた穏やかな水面