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水のような心

20代の自分に贈りたい言葉。

「水のような心」は空手修行の言葉らしい。
Webで調べると、他にも
宮本武蔵の五輪書で述べられているとか、
ブルース・リーが「Be Water」の考えかたを大切にしたとか色々と出てくる。

正しい出典もわからない。
哲学的なこの言葉の本質を
私が理解することは、まだ難しい。

今の自分の心に残ったのは
「静かな池に小石を投げこんだところを想像してみてほしい。水はどう反応する?そう、
石の重さと力にぴったり合った反応をして、そしてまた穏やかな水面に戻る。
過剰な反応もしないし、過小な反応もしない」
(Will Power 意志力の科学 P 105 より引用)

家族、同僚、自分と関わってくれた人の
些細な言動を深読みして、
先回りして、
自分が傷つかないように、
先に大きな波紋を作る準備をしてしまっていた。

そして人工で作った波紋はなかなか、
穏やかな水面に戻らない。

いつも怯えて、
緊張して、
攻撃的になっていた。

水のような心でいられないことはしょうがない。
自分のせいだけじゃない。
マルっと愛してもらえた経験がその時はなかった。

20代の自分に知って欲しいのは、

自分に投げ込まれたのは思い込んでいるより
もっと、
小さな石であること。

自分という池はそんなに大きくはないし、
実はみんなも同じく小さな池であること。

過剰に反応してることを止めなくていい。
そのことを知るだけでいい。

あなたは
悪くない。

きっと、もっと、
よくなる。






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