アフリカゾウにも、ラッコにもカナブンにも
自分の書いたものに悲しみの雰囲気があることを嫌だと思ってきた。
けど昨日初めて、こんな自分でよいのではないか、と思えた。
岸政彦さんがTwitterで紹介していた本、
カート・ヴォネガットについて書かれた「読者に憐れみを」を読んでいて、思わず線を引いた場所がある。
ヴォネガットの文章にただよう悲しい雰囲気について彼が語った部分だ。彼は「子どもの頃から悲しいことがいろいろあったから、それがわたしの作品の悲しい感じと関係があるんだろうね」と言っていた。悲しい雰囲気の文章を書いて