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Billboard Top100を振り返る    1980 50th Rupert Holmes 'Him'

 こうやって聴き返していると、よく知らない人、その時だけチャートに入っていた人の曲に、かえって新発見をすることがあるもんでしてね。この人も、あともう一曲有名な曲が1980年にチャートインしておりまして、まあ、一発屋じゃなくて、二発屋かよ、という感じもするんですが決してそうではないんですね。

日本で洋楽を聴いていると、その時々のチャートしか見られないので、消え去ったミュージシャンって結構いるんだよね、という感じもするのですが、そうではなくて、ただ活躍の場が変わっただけの人が多いんです。

このRupert Holmesさんも、このヒットの後に、演劇界に軸足を移して大成功してるんですよ。特にミュージカルや、テレビドラマで評価されて受賞までしているようですね。

これなんだよな。この記事を続ける理由って、いわゆるチャートの一発屋と言われる人のその先がどうなっているのか、それを調べることにもあるんですよね。まあ、ただの好奇心なんですけれど、まあ、チャートに入るぐらいのヒットを出している人たいなんですから、やはり何か秀でているところがあると思うんです。その点に少しでも曝け出して、あえて、令和の2020年代のこの世に出していくのも面白いかな、と思うんですよ。

で、この曲、男から見た、付き合っている女性の浮気を疑い、問い詰めるという内容の歌なんですが、このサビのHIMの繰り返しのところが、演劇的というか、やはり何か展開を予感させるメロディと相まって、聴く側に迫ってきますね。やはり才能のある人が書く曲なんだなって思いますよ。

こういうことに気が付くと私自身も励みというか、こういう表現もあるんだなと思いますし、何よりも世の中に改めて、こういうアーティストがいたんだぜって、知らしめてみたいという欲みたいなものが出てくるんです。

でも、このビデオ、何の番組なんだろう。日本ですよね?

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