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何が理由でB級メタルを聴いているのか。

昔から聴いていたからなんですけどね、でもマニアの方には到底及ばないもんでして、適当に楽しんでるんです。

最近でも、ネットラジオなんか聴いてると、昔の音楽誌でちょっと名前を知っただけのバンドの曲が流れてきたりして、それはそれで楽しいんですよね。こんな曲だったのか、30年の時を経て今聞く、80年代のB級メタル。いいもんですよ。

当時エアチェックしていたときにも、気になっていたバンドはあったのですが、曲名やバンド名を聞きそびれたりして、忘却の彼方にあった作品も多いのですが、その中の一つがDemonですね。上のジャケです。

この作品の曲が当時の新譜紹介で曲が流れたんです。NHK FMの軽音楽をあなたに、という番組でした。日替わりでDJが務めていて、葛城ユキさんの時には、かなりメタっぽい曲を紹介してくれたので、毎週楽しみにしていました。

demonというバンド名は聞き取ったものの、曲名がわからなかったんですが、最近Writings on the wall という曲なのだと、わかったんですよね。35年ぶりの再会ですよ。1983年かあ。

さすがに古臭い感じがあるのですが、きついディストーションの効いたギターと、シンセの音が不思議と印象的な音です。メロディとか、曲の展開も斬新な感じがして、ほかのバンドとは違うな、と思ったものです。その後にも、オーケストラレーションとか、クラシックの影響を表に出すバンドが多くありますが、この曲は、その嚆矢と言えるんじゃないでしょうか。

こんな曲にも会えるのだから、多少の健忘症でも問題なく生きて行けそうですね。

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