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Billboard Top100を振り返る    1980 38th Barbra Streisand & Donna Summer ''No More Tears

この時代のTop40の特徴は、この曲のように大物歌手のDuet曲が多かったことですね。70年代の終わりごろからこの傾向が続いておりまして、まあ、Duet作を出しているアーティストにも傾向があるんですけれどね。38位はその中の1曲、BarbraさんとDonnaさんの曲です。

前半はもろにBarbraさんの世界ですが、突如としてDonnaさんの(というよりGiorgio Moroderさんの)世界へと変身を遂げる、1曲で2度おいしい作品となっております。

Barbraさんは映画での活躍が目覚ましい方ですが、意外や意外、デビューは歌手が先なんですね。スター誕生や追憶でスターダムのトップに躍り出るその姿の方が印象深いんですけれどね。

一方、Donnaさんは、もちろん、この時代のトップアーティストであることは言うまでもないです。

そんでもってこの二人のプリキュア、じゃなくってDuetですが、意外と白人と黒人の組み合わせは少ないかもしれないですね。この後にEbony & Ivoryなんて、とんでもないものが出てきますが。この前で、ここまでヒットした曲はあるのかなあ?探してみようかな。だから、この組み合わせは割とレアで、この曲自体はこの二人の組み合わせ以外でも、歌い継がれているようですね。Barbraさんとの組み合わせでAriana Grandeさんも歌っているようですよ。

そう、この曲のレコーディング以降、BarbraさんとDonnaさんとしてのDuet歌われたことがないって、Wikiに書いてありますねえ、寂しいの。

まあ当時は二人のレコードレーベルも違っていたので、それぞれのレーベルからこの曲をリリースしたようですね。だからチャートの売り上げの評価はこの合算だったようですよ。まあ、大人の事情でそうなるのは仕方がないと思いますが、この意味でも結構この組み合わせを実現させるのは難しかったってことなんでしょうね。

だからこそTop40のDuetソングって価値があって、その組み合わせだけでも興奮ものだったりするんですけれど、Barbraさんは割とこの路線の曲が多いんですよ。あれ、またDuetかよ、と何度か思ったこともありましたが、友達が多いんだろうね、ということで終わらせておきましょう。

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