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1000枚以上の画像生成とその教訓

AIと聞くと「効率化」をイメージされる方も多いと思います。
今日はある意味それとは真逆のお話を。

僕は昨年からmidjourneyを使い始め、一時期あまり使わない時期があったとは言え、ボツのものも含めれば1000枚以上の画像を生成してきました。
その中で培った僕なりの
(ここまで書いたところで寝落ちw)

仕切り直します。

1000枚以上生成してきた僕の経験を書きます。
経験というと大げさだな…僕のやり方といった方がいいかな。
なんかうまく生成できないなという方に「こういうやり方もあるよ」という一つの手段を提示できたらいいなと思います。

僕が理想の画像を生成するときのコツは、ものすごく簡単にいうと「作りまくる」です。
ネット上には"プロンプト"や"生成"のコツについていろんな情報が上がってて、もちろんそれも大事なことではあるんですが、それよりも地道に量を作る方が近道な気はしています。

その中で少しずつ情報を収集しながら、自分でもプロンプトのコツを見つけて、試行錯誤してみるのが大事だなと感じています。

AI=効率化と考えている方からするとAI使う意味ないじゃん!ってなるかもしれませんが、僕は短期間で大量に制作できることがAIを使うメリットだと思っています。
イラストレーターやカメラマン、デザイナーにこの量の制作をお願いしようと思ったら、時間もかかるし、お金もかかります。

"AIで効率化"というとクリック、タップひとつで理想のものができあがるイメージはあると思いますが、短期間に大量のボツ作品を作ることができるというのも一つの効率化だと思っています。

midjourneyで画像を作ろうと思うとき、場合にもよりますが、だいたいChat GPTに10個以上のプロンプトを作らせます。midjourneyのシステムだとそれだけで40枚は生成されます。40枚で理想のものができあがらなければ、さらに10個、15個とプロンプトを作るので1回に100枚ほど生成することも少なくはありません。
ここ数日は特に何か制作する予定がなくても1日100枚は生成しています。

いずれは理想通りのものがタップするだけで完成するようなシステムもできてくるだろうなと思っていますが、少なくとも今現時点では地道に作っていくというのが一番いいなという結論に至っています。

使うソフトによってシステムは変わってくるので、作りまくるのが効果的ではない場合も多々ありますが、多少なりともいろいろなソフトを触ってみて、基本的に「地道に」というのは変わらないのが僕の印象です。

地味な大量の試行錯誤が短期間でできるというのが、現時点ではAIの一番のメリット。
なかなか理想のものができずに、モヤモヤすることもありますが、それを続けていると自分なりのコツを見つけたり、思いもしないアイディアが生まれたりするので、「触ってはみたけど、思ったようにできあがらなかったから、触らなくなってしまった」という方は地道な試行錯誤の繰り返しを楽しんでみてください。


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