韓国 釜山 ワーケーションデイズ に参加してきました。 Workation DAYS in Busan, Korea.
韓国 釜山広域市は、韓国ではソウルに次ぐ第2の都市で人口300万人。昔から日本とも交易の要所として知られています。一般社団法人日本ワーケーション協会と韓国でデジタルノマドコミュニティを運営するhoppersと共同で、ワーケーションデイズ/Workation DAYSイベントを開催しているということで、5泊6日で滞在してきました。
ロケーション
成田から釜山(金海国際空港)へ直行便があります。約2時間と国内線並に近いです。大韓航空のグループ会社 JIN AIRで行きました。
金海国際空港から市内へは電車を乗り継いで約1時間。
suicaのようなチャージ型カードが普及していて、電車やバス、コンビニなどでも利用できます。コンビニなどでまず取得してから動くと便利でした。
さすがの大都市で交通インフラは整っていました。電車やバスで難なく移動ができます。またUberも使えるので、とても便利。
今回は、チャガルチ市場、釜山駅、影島(ヨンド)付近を中心に滞在しました。
今回は「生活場所を変えてみる」をテーマに、オンラインでの会議は通常通り入れながら、Workation DAYSのイベントに参加しつつ過ごしてみました。
3つのカテゴリに分けて記録しておきます。現地でヒアリングした内容を記載していますが、場合により聞き間違いなどあるかもしれません。ご了承ください。
コワーキング環境
イベント
生活 (宿泊・食事・交通など)
1. Coworking / コワーキング環境
コワーキング環境としては、24時間営業、電源・WIFI完備のカフェなどが点在しており、実質ワーク環境として利用することができます。聞くところによると数年前までは、カフェで仕事をしていると店主に怒られて出ていかざるを得なかったようですが、スターバックスが進出して仕事する環境としてのカフェを根付かせた結果、今ではほとんどのカフェで仕事することができるようになっています。
今回はWorkation DAYS特典として、2拠点利用することができました。
釜山ワーケーションセンター
(https://www.busaness.com/workplace/detail/10)
釜山駅直結のビル 24Fにある、釜山市営のコワーキングスペース。湾岸を一望できる絶景が広がるとても整備された広い空間でした。1席ごとにゆったりとした空間設計で、ハードウェアも昇降型デスク、フォンブース4個、会議室と、環境が素晴らしい。
ただし利用できるのが釜山市外の利用者向けということで、釜山市内在住者は利用できないという状況でした。それが理由か、滞在中に偶然話をした女性が釜山市民でしたが、彼女はソウルの企業で働いており、例外的に使えているというとのこと。施設の稼働率はあまり高くなく、逆に良くも悪くも快適に利用できている様子。日本では市内の利用を考慮しているのが多いですが、振り切っている。。純粋にもっと市内の人が使えたら市内外の交流が生まれるのに。。
The Hyuil X Desker Workation Center
(https://www.busaness.com/workplace/detail/72)
The Hyuil X Desker Workation Centerは、韓国内で自治体と連携しながらワーケーションプログラムを実施するThe Hyuilとオフィス製品や空間を手掛けるDESKERが運営する、影島(ヨンド)にあるコワーキングスペース。
パーティションで仕切られた席や個人テーブル、電話ブース、会議室と、1人で集中して仕事を仕上げたい時に使い勝手が良さそうな印象でした。
See Sea with Book Cafe
(https://www.busaness.com/workplace/detail/102)
影島(ヨンド)の西南にあるヒンヨウルキルに位置する、ブックカフェ兼コワーキングスペース。このエリアは、朝鮮戦争時代に人々が最後に行き着いた地域で、家々が敷き詰められて建っています。
空き家だった建物を現在のオーナーがリノベーションして、ブックカフェ・コワーキングスペースとして利活用。ヨウルマークというカフェが隣接しており、カフェ利用者は数時間使えるとのこと。
カフェ全般
釜山は、至る所にカフェが点在しており、ほぼすべての場所に、電源・WIFIが完備されており、24時間営業している店舗もありました。
今回 DAYSを開催していたHoppersの金さんによると、デジタルノマドたちは欧米の仕事をしていることが多く、昼夜逆転しているケースもしばしば。
夜中カフェで仕事をしていることがよくあり、彼らが朝センターに行く際に、夜通しやっているカフェを覗いてから、センターに向かうと言っていました。それくらいカフェが仕事場として浸透しているようです。
2. Event / イベント
今回の滞在では、様々なイベントが用意されていました。良いのはすべて「任意参加」であること。自分の予定に合わせて好きなプログラムに参加できます。
その日に出てくるイベントもあり、覚えきれていませんが、例えばこのようなイベントがありました。
Welcome Party
参加者による、セキュリティ講座
韓国語講座
ネットワーキング
早朝ランニング
早朝ハイキング
海雲台ビーチでのんびり
Farewell Dinner
W-DAY Global Workation
釜山ワーケーションセンターで毎週水曜に開催されているW-DAY Global Workation。その日に集まったメンバーで自己紹介をしたり、トピックスを紹介したりするイベントでした。今回は、こんなコンテンツでした。
ワーケーションとは? コミュニティとは?
日本人参加者による、自己紹介
トピックス紹介
カジュアルネットワーキング
その場にいる人同士がつながる良い機会でした。15秒で覚えてもらえる自己紹介、練習しよう。
早朝ランニング
偶発的できごとがつきもののノマド的な滞在。初日に走ったことを話したら、急遽ランニングコース選定係を拝命して、6:30から10名ちょっとで街散策ランニングしてきました。
6kmほどのコースで、ホテル → 魚市場 → コブク島 → ホテル
3. 生活 (宿泊・食事・交通など)
釜山広域市は人口300万人超とソウルに次ぐ韓国第2の大都市で、日本で言う大阪のような位置づけで、衣食住に関してほぼなんでも揃っています。
言語は表記含め韓国語オンリーのところも多く、Googleやカカオトークの翻訳機能を使ってお互い会話する場面が多かったです。ただ釜山の方はみなフレンドリーで、根気強く会話してくれる印象でした。
宿泊
今回は、Cotice という中長期滞在者向けホテルに滞在しました。
洗濯機や冷蔵庫もついており、普通に生活することができます。ただ仕事ができる机がなく、ソファで膝の上にPCを置いて数時間作業…と中々大変でした。机は欲しいところでした。
食事
大都市だけあり、数多くの飲食店が点在しています。中でも海産物系を扱う居酒屋的なお店も多数ありました。路上の屋台も多数あり、食には全くも困りません。どうしても食べすぎてしまう。。。
交通
電車、バスが縦横無尽に走っており、公共機関でほとんどが移動できます。
Uberも利用できて、タクシーも使えます。チャージ型カードの利用が便利なので、着いたらすぐに入手できると後々スムーズです。
地図は、Googleマップがほとんど機能せず、韓国の「NAVERマップ」の利用が必須。移動手段はこのマップで何も問題なく動くことができました。
ただバスの運転は相当荒い。。
電動キックボードも多数街中にありました。ただ日本のボード置き場は見当たらず、色々な所に放置?されていました。
徒歩でも色々と巡れる距離感の場所もあり、選択肢は広い。
視察を終えて
5泊6日と1週間、ノマド的に場所を変えて仕事をしてみました。
釜山市は出生率が0.8、高齢化率も軒並み上がっており、街を歩けば、街の現状を垣間見ることができます。空き店舗も見られ、また街中に健康器具が多い。。釜山市はこの状況を打開すべく、施設の整備や誘客企画など、外部からの人の誘致に力を注いでおり、今回のツアーも実現されました。
新しい出会いも多くあり、また普段会えないメンバーと長期で一緒に過ごすことができるのも、ツアー企画の良いところ。
Hoppers のコミュニティメンバーの皆さんもフレンドリーで素敵でした。代表 Joengさんや金さんの人柄に皆惹かれている印象がとても強かった。やはり「人」に「人」が集います。
ご一緒した皆さまともつながれて、とても濃く充実した滞在でした。ご準備いただいたHoppers、また日本ワーケーション協会の皆さま、ありがとうございました!
TeamPlaceでは、ユーザーが様々な場所を利用できるパス機能を拡充していき、世界中で誰もがどこでも豊かに働き生きられる社会を目指していきます。 海外の「場」に気軽に行ってつながれる、また海外の「人」が日本の「場」と気軽に行ってつながれる。そんな世界を作りたいと改めて思いました。
次はどこかな… 鳥取、岐阜、ベトナム、オーストラリア… 旅は続く。
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