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イベントレポート:イベントバーエデン名古屋

[自己紹介]
僕は関西を中心に音楽イベントの企画をやっています。僕自身も演者で、主にドラム、たまにダンスをやります。ここ数年は、一般的なライブハウスではなく、普段音楽イベントをやらないような場所(主にカフェやバー)でイベントをやっています。そういった環境ならではの価値を提供できるのではないかという思いがあり、演奏する音楽の質もかなり変わってきました。有難いことに東京のカフェで演奏する機会に恵まれたり、長野県の釣り場での企画が控えているなど、少しづつ活動の幅が広がってきています。

少し前になりますが、イベントバーエデンの名古屋店の関係者から「これからエデンでも音楽イベントをやっていきたいので協力してほしい」という連絡をもらい、6/10にいつも一緒に演奏させてもらってる柿谷さんと共に企画をやりました。その時の話を後学のためにまとめておきます。

[前提]

•エデンでは日頃音楽イベントをやっていないたPA機材はないが、キーボードと電子ドラム、ミニアンプはある

•防音されていない上に近所が民家なので騒音に注意が必要
具体的なボーダーとして60dBが騒音の定義とされており、これは大体普通の話し声くらいらしいです

[所感]

•音量感は特に問題がない
店の規模に対して十分な音量を出しましたが、普通の壁ドア窓でしっかりマスキングされており、多少の音漏れはあるものの、近隣の民家で60dBを超える音量になるまでの響き方はしませんでした。これは普段からカフェやバーで演奏するスタイルのミュージシャンでなくても、充分パフォーマンス仕切れると言うことなので、この事実は大きいのではないでしょうか

•いわゆる「ライブ」をやりたい場合、スタッフについて予め考えておこう
いわゆる「ライブ」というのは、”演者”がパフォーマンスをし”お客さん”がそれを見るという構図。関係者が演者しかいない場合、ドリンクのサーブもお客さんの受付も演奏中の演者は行えないので、曖昧に働いてくれる人を見つけておく、もしくは、曖昧なパフォーマンスをするというのがエデンっぱいと思います。

•「タイムテーブル」、もしくはタイムテーブルがないならないなりの、「仕切り力」が必要
音楽イベントと銘打ってる以上、演者もお客さんもなんらかの出し物があるだらうという認識でいます。いつまでも始まらないと「この時間何?」、「もう始めていいの?」という空気が流れ始めてグダります。(個人的にはこの状況は地獄だと思ってますが、意外とよく起きてるとこに遭遇します) 仮に生カラオケバーみたいな看板にするとしても、それにはそれの仕切り力が必要で、エデンでやる場合はその仕切りは演者がやる必要があるでしょう。

•演奏で売り上げは伸びないので、客にどうお金を使わせるかを考えないといけないという点では普通にバー営業するのと変わらない
演奏だけ頑張っても儲からないので、どーやったら投げ銭してくれるのかとか、どーやったらドリンクやフードが出るのかとか、自分でよく考える必要があります。これはライブハウスだとハコがノルマ何枚でドリンクはいくらね、と用意してくれているフォーマットが存在しないからで、考え方によってはある種のデメリットとも言えるかもしれません。

[以下告知]

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