【クズ物語 その6】 いざ新地へ旅立つ!→夜逃げ2回の果てホームレス
前回の続きとなります。
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人生立て直しの為に借りた新たな借金100万、累計300万円をパチスロで溶かしてしまい、絶望に頭を抱えて地面をのたうち回っていた時、都内に住む友人から1つの朗報が届きました。
『俺の職場で働かないか? 二食付き寮あり月25万スタートだし頑張れば借金も早めに返せるよ!』
どうやら友人の職場で正社員枠が1つ空いたので、パチンコ屋ホール業務歴ある俺なら紹介出来るとのことだ。
社会不適合者な俺だが過去経験済み業務に加え友人も一緒ならやっていけるだろう。そうだ、これが本当に最後のチャンスだ。
借金して、犯罪にも手を染めた俺が、真っ当に生きるために神が与えてくれた最後の機会だ。
一度は都内に住むのもありと思っていたし、真っ当に働き早く借金を完済させてこのクズな人生からおさらばしてやると決意したのだ。
その後、無事に面接が受かり都内行きが確定したので愛車を売り多少の金を手にした俺は東京都大田区池上に人生リベンジしに引っ越したのだ。
※この前日に大好きなエリカちゃんに晩御飯を誘われて人生初キスをしたのだが、その話は以下に記載しております。
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都内へ引っ越しを終えた俺を友人が蒲田にある焼肉屋でお祝いしてくれたので俄然やる気になったし、未来に光が見えた気がした(現在、サラ金の借金300万)
こうして新しい新地である都内で働き出した俺だが、所詮はクズだという事をすっかり忘れていたのだった。
働き出してから仕事自体は順調だったが、それはあくまでも友人がいたからに過ぎず、どうも職場の若い子達とは上手くコミニュケーションが取れなくて飯休憩中とかが最大の苦であった。つまり、浮いていたのだ。
そんな時、仕事を紹介してくれた友人が結婚する為に退社して地元へ帰ることに。
ヤバい!ヤバい!ヤバい!ヤバい!ヤバい!俺1人孤独になってしまう!
他社員やアルバイトの子達とは多少は話すというより、俺から積極的に話をして仲良くなれるように試みてるが、なんかウザがられてる気がする。
その後も俺のコミュ力では何をしてもだめ。仕事は良いけど居心地が悪くなり、更にはみんなと同じ寮に住んでいることに耐えきれず、、、
人生初の夜逃げをしました。
※紹介した友人には了承済み、また部屋は入る前以上に綺麗にしたがさすがに自己嫌悪だった。
人生初の夜逃げは、脱獄するかのような不安とドキドキ感があり、また罪悪感もありました(なんか俺の人生罪悪感だらけだな)
借金も全然残ってるしもうここで死ねばいいのに、まだ生きていたい俺。
人間の生への執着は醜くも強いものです。
夜逃げしたその足で、事前に連絡していた別の都内在住の友人宅へ行き、しばし居候生活をさせてもらうことに。
次に見つけた職は上野にあるキャバクラのボーイでした。
当然ながら住み込み寮(1人部屋)ありを選択、給料も流石は水商売と言わんばかりに月最低約30万スタートと高額!
今度こそはしっかり地盤を作り、借金完済へ向けて頑張ろう!
と、意気込んだのですが、
僅か三週間ぐらいで再び夜逃げを実行してしまうw
一度夜逃げをした経験からか、2回目の夜逃げはなんだか気楽だった←クズすぎるw
理由としては、単純に労働時間(16時〜朝4時頃)が長すぎる上に途中休憩なしに加えて休みも週1と面接時の内容と違ったことが最大の理由でした。
再び友人宅へ戻る俺、なにしに俺は東京に来たのか分からなくなっていた(自分が悪いだけ)
が、金は必要だ!
次の職場を決めていざ再度チャレンジ!!(もう○ねよ)
今度の職場は西新宿にあるNTT代理店での営業職で、最初は契約社員的な感じで時給2000円週払いあり寮(月5万)あり!
寮は方南町にあるボロアパートでゴキちゃんも一緒だが、贅沢は言ってられないからなと初の営業職を頑張った結果……
契約内容と相違し、僅か1ヶ月後には時給制から完全歩合制へと変化してしまう。
それでも契約さえ取れれば一件2万の報酬だし、正社員になれるまでの我慢だ(正社員になっても歩合なら嫌だが)
幸いにもこの職場では事務職の若い男子2人と同じ同期の営業仲間と関係性は良く、俺の寮でお泊まり会やら仕事終わりに歌舞伎町へ飲みに行ったりと順調だった(セクキャバのお姉さん元気かなぁ)
仕事を除いては順調でした、、、
俺の営業回りのメインは大久保、中野、高円寺、阿佐ヶ谷と中央線沿いメインだ。
朝9時から夜20時までひたすら飛び込み営業をするも、話を聞いてくれる人は僅か。
そらそうだ、よく考えたら俺の対人スキルは雑魚以下だったのを忘れていたのだから
それでも同期や先輩にアドバイスを貰いひたすら頑張った結果、、、
寮から追い出されてしまいました
まるでダメ男というあだ名が俺に最も相応しい気がする。
住む家がなくなってしまうが、それでも営業職は自分の都合次第でやっていいと言われていたので、少量の荷物と戦闘服(スーツ)を持ち居心地の良かった上野へ
手持ちの金も僅かだったので、この日は上野公園にて人生初の野宿で一夜を過ごすことになったのであった。
あー、人生上手くいかんなー
コンビニで購入した酒を飲みながら、上野公園内にあるベンチで黄昏れるクズ男の俺、通りすがりのサラリーマンやカップル達を眺めては羨ましくなり自己嫌悪になっていた。
クソッ!
今日は日課の072が出来ないじゃないか!
しょーもない事を考えながらも、なんとかなる!と更に酒を飲み俺は上野公園で眠りについた。
本当は現実から目を背けていただけだったんだろうなあ。何をやっても、どこにいても上手くいかない。俺の本当の居場所はどこにあるんだろう。
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また、次回もお楽しみに!
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