しずむパラノイア
組織で次から次へと催されるイベントは
僕らを考えることから遠ざける催眠
倒錯する僕らは出世という僥倖に向かい
ラットよろしく、
出口なき迷路をかけ、生命を浪費する
事故に類する衝撃こそが
唯一の契機、本心を、
初心を呼び起こす
今が尤も正気
反動でチラつく視界
君は気絶なんかしていない
冴えている、冷めたパラノイアこそが
最もな健常者である。
組織で次から次へと催されるイベントは
僕らを考えることから遠ざける催眠
倒錯する僕らは出世という僥倖に向かい
ラットよろしく、
出口なき迷路をかけ、生命を浪費する
事故に類する衝撃こそが
唯一の契機、本心を、
初心を呼び起こす
今が尤も正気
反動でチラつく視界
君は気絶なんかしていない
冴えている、冷めたパラノイアこそが
最もな健常者である。