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おんがくのパターンとディープラーニング

アップルミュージックにapple music classicが追加された。
音楽に疎いため、クラシックでも初見の音楽が多い。音楽の楽しみ方はいろいろあると思うが、僕は次の音を想像しながら聴くのが好きだ。クラシックは、「脳に心地よい」をベースにした作り方をしているので、次の音を高確率で当てることができる。そして、「こう、きたか!」と予想を超えた音に驚き、芸術家の創造力に感動する。

この高いパターン性は、ディープラーニングが得意とする分野で、AI作曲の楽曲に違和感はない。

エリート官僚の言葉と同じで、あまりにパターン化したものに、なにも違和感を持たない。水を飲むような感覚というか。

あまりに正しい流れは、誰も怒らせないかわりに、誰も感動させない。

アンケートによる美人投票では、平均的な顔に票が集まる。アイドルをみて、「同じ顔」と思えたとしても、しょうがない。平均的な美のnは多いのだ。

美人なのだが、平均というよりも「はずれ値」の見た目の方もいる。アンミカさんがテレビに登場するたびに、個性の強さに体が痺れる。目を閉じても、彼女の輪郭が残る。強烈な個性。

音楽はパターンから外れるとき、名曲になる。
常識から外れた言葉は名スピーチになる。
平均から離れた輪郭をもつとアンミカになる。

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