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映画徒然随想日記

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映画にまつわるエトセトラ。個人的に思い浮かべた出来事や感情を、私的に書き殴っただけの随想日記です。恋愛や家族関係、病気やトラウマなど、暗い話も書きます。はたまた、嬉しい出来事や幸…
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#日記

日記(10.09~10.13)

こんばんは。最近、ようやく新作の情報が解禁されたということで、本当はその宣伝記事を書きたいのですが、時間がうまく取れず、、、今回も恒例となってきた日記を吐き出す。次回は、新作映画『復讐は囁きにのせて』についての記事を書こうと思っている。 2023.10.09 21:17新作の仕上げ作業が佳境を迎え、連日夜遅くの作業が続いたここ数日。そのせいで、なかなか日記を書く時間も取れず、4日ぶりに机に向かっている。 ようやく日常を取り戻しつつある今日。とはいえ、これで休日がないまま1

日記(09.29~10.04)

目下、新作映画の仕上げが最終局面に。ということで、本日も書き溜めた日記を吐き出す。 2023.09.29 24:53今日は私の26歳の誕生日。朝からいろんな方から連絡が来て、心がホクホクした1日だった。 いつもより仕事を早めに切り上げて、今日は誕生日祝いにと、同僚の重田さんと安藤くんが焼肉をご馳走してくれた。今日ばかりはダイエットを忘れ、肉を喰らい、酒を呑んだ。帰り道、なぜかMOROHAのモノマネをしながら三人で帰っていたのだが、帰宅すると古川くんからプレゼントが。なんと

日記(09.23~09.26)

お久しぶりでございます。夏場の映画制作もそろそろ落ち着きを見せ始め、ようやくnoteを開く時間が作れそうです。とはいえ、まだ何か書くことが思いついたわけではないので、ひとまず最近また始めた日記を載せていこうと思います。 2023.09.23 25:06今日から始める日記。一時期は、気が向いたらつけていたのだが、日々に忙殺され、習慣にならず。今日から始めるのだが、早速書くことがない。書くことがないから、過去の話を少し。 春先のまだ肌寒さの残る季節、私はどういうわけか、無性に

石井隆という監督について思うこと

今日は、ずっと書かずにいた石井隆監督について、書こうと思う。 書かずにいたというか、書けずにいたというか、 書きたいと思えなかったというのが本音だ。 敬愛する作家の死について 近頃、私の敬愛する映画監督の訃報のたびに、悲しい気持ちになる。その反面、「映画を見れば会えるから」と思う、ようにしている。 フィルム・イズ・フォーエヴァー。 言葉は綺麗だけれど、やはり、愛する作家の新作が見たい。 見たいと思ってしまうのです。 最近だと、マノエル・ド・オリヴェイラの死。 世界最高齢の

始まる放課後上映会!

こんばんは。 今日は、今週から勝手に職場で始める上映会の話をちらっと。 放課後上映会とは、 その名の通り、大学の講義が終了する18:10を過ぎてから、学内の映画館にて上映会を行う企画です。 大阪芸大の映像学科には、それはそれは立派な、キャパ200くらいの映画館があるわけです。 映像学科の授業内で制作課題がある際にはラッシュ上映を行ったり、学生が映画製作において、ロケ地に使用したり、と、用途は多種多様です。 時には商業作品の試写会を行ったり、OBを招いて、映画を見て議

新年度、スタート!

おはようございます。 言ったことを守らないでお馴染みの堂ノ本です。 随分とお久しぶりに、noteの執筆を行なっている気がします。確認すると、3月は一切更新なし。2月も1日に更新したきりで、2ヶ月も空いてしまったのですね。 新年度、ということで、重い腰を上げて更新しております。 新生活のスタート 2023年度、私は母校・大阪芸術大学映像学科の研究室にて勤務することになりました。 いやぁ、学生の時とは打って変わって、大学に行っても講義を受けなくていいという変な感覚。そ

『春原さんのうた』を想って。

こんばんは。今回は1/29にシネヌーヴォで鑑賞した『春原さんのうた』について、書こうと思う。いや、この書き方は不透明な気がする。春原さんのうた、を見て、考えてしまったことを書こうと思う。 映画評だとか感想文とは少し異なるので、映画の出来不出来が気になる方には、特に参考にならないことを前書きする。 ただ、春原さんのうたを見て、何がしかを書きたくなったというのは、その映画の最も鮮明な感想ではないだろうか。 映画の外部 私は普段、映画を見て映画の外部の話をすることを嫌う。例

堂ノ本敬太の2021年を振り返る!!

こんばんは。もう2021年も終わってしまいますね。 ということで、今回は自分の記録のためにも、2021年を1ヶ月ごとに振り返っていこうと思います〜。いやぁ、厄年だっただけに、いろんな問題に直面したりしなかったり、、、 来年は、スタジオカナリヤの約半数以上が本厄、私が後厄と、さらに酷い運勢なのですが、、、笑 🎍1月🎍全く記憶にございませんでしたが、色々見返してみても、1月は何もしてませんね笑。たしか、年内に『海底悲歌』が完成して、卒業制作展での上映を待っている状態でした。

そろそろ映画の話をしたい。

こんにちわ。こんばんわ。映画監督の堂ノ本です。 そろそろ2021年も終わりそうですね。最近、めっきり冷え込んできて、私はこたつから全然抜けられません。 今も、こたつで朝までサッカー観戦して、この記事を書いています。もちろんこたつの中で。 いやぁ、リバプールvsアーセナルは、なかなか楽しい時間でした。あと、チャビが帰還したバルセロナの試合も観戦。ついでに、解任間近のスールシャールを見届けるべくユナイテッドvsワトフォードも観戦。 おっと、サッカーは置いておきましょう。

映画『海底悲歌』のクランクアップから1年。

昨日、俳優部やスタッフから、「クランクアップしてもうすぐ一年ですね、元気ですか」という旨の連絡を頂いた。もう少し前には、出演してくださった長森要さんや、生田みくさんも、SNS上で懐かしんでくれていた。少し載せる。 監督としては、懐かしんでくれるのも勿論嬉しいし、プロフィール欄とかに『海底悲歌』と書いてあるのを見つけるだけでも、めちゃくちゃ嬉しい。特に川瀬陽太さんのように、出演作が膨大な数の俳優が、自分の作品を書いてくださっているのもありがたい。彼らの中で、『海底悲歌』の立ち

今週公開の映画とピンク・ロマンポルノの話。

こんにちわ。映画監督の堂ノ本です。昨日は、YouTubeを一旦ストップした関係で、答えそびれていた視聴者からの質問に一気に答えました。 ある程度溜まってくれば、文章もしくはラジオ形式で、お答えしますので、是非なんでもどうぞ! 質問箱はこちら 今週公開の映画の話 今週はなんと言っても、『ドライブマイカー』 濱口竜介監督の新作です。実は、この映画監督に関しては、公開に合わせてじっくりご紹介する動画を撮影していたのですが、、、(笑) 濱口竜介監督というのは、そのフィルモ

YouTube休止・・・!! 質問に答えまくる回

YouTube休止に際してタイトルの通り、YouTubeを一旦休憩するということになりまして。詳しくは、私の属するスタジオカナリヤのnoteをご覧ください。 今年中に短編映画を作りたいということ、そして今進行中の長編映画にかける時間を増やしたいということ、そしてそれ以外の時間は日々の生活に改めて集中したいということ、以上三点が大まかな要因で、YouTubeやアニメ企画などを一旦ストップするという結論になりました。 いやぁー、短かったですね(笑) でも話し合いの末、これが

猿真似で始めた無言日記

『無言日記』というタイトルを聞くと、voidマガジンで連載されている三宅唱監督の『無言日記』が想起される人が多いだろう。 三宅唱監督の簡単な紹介三宅監督は、最近『きみの鳥はうたえる』と言う映画で、ようやく多くの世間の目に触れたけれど、映画好きの間では知っていて当然の日本を代表する映画監督だ。私は彼のフィルモグラフィのほとんどを、というか、Wild Tour以外の全てを見ているが、なかなかレンタル化されていなかったり、配信も少ない監督なので、ぜひ近くの劇場で上映の機会があれば

noteで初めてサポートされた件について

この前のなんの変哲もない、ただの日常を書き殴った記事に、初めてサポートが届いた。否、これまで身内と思われる人間からサポートは来ていたが、今回は初めて「私のファン」だと言う女性から届いた。 私の最古参のファン許可をいただけたので、こちらに掲載する。実はこの方は、私の処女作品『濡れたカナリヤたち』からずっと応援してくれている方で、前の海底悲歌も、上野オークラ劇場だけでなく、松本シネマセレクトでの上映でも駆けつけてくれた方だ。私の知る限り、最古参の女性ファンである。 このサポー