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始まる放課後上映会!

こんばんは。
今日は、今週から勝手に職場で始める上映会の話をちらっと。

放課後上映会とは、


その名の通り、大学の講義が終了する18:10を過ぎてから、学内の映画館にて上映会を行う企画です。

大阪芸大の映像学科には、それはそれは立派な、キャパ200くらいの映画館があるわけです。

大阪芸術大学HPより

映像学科の授業内で制作課題がある際にはラッシュ上映を行ったり、学生が映画製作において、ロケ地に使用したり、と、用途は多種多様です。

時には商業作品の試写会を行ったり、OBを招いて、映画を見て議論する抗議があったりと、まぁ目玉施設なわけです。

ただ、現状では週に数時間使用する程度に収まっていて、せっかくの施設が勿体ないと感じていたわけです。なんせ、16mmも35mmも上映できるうえに、DCPにも対応しているきちんとした劇場です。

「これを使わない手はない!」

と、考え付いたのが、放課後上映会なのです。


放課後上映会Vol.1

まぁ、放課後と言っておきながら、夏季休暇中にVol.1がスタートしているところを見ると、結局わたしが、映画館で映画を見たいだけだとバレてしまうのですが、まぁいいでしょう。

初回上映作品は、悩みに悩んだのですが、やっぱり最初は佐々木原保志さんの一番大好きな作品を、と思いました。

人が人を愛することのどうしようもなさ


何回聞いてもすごいタイトルだと思います。そういえば、あの橋本愛さんもこの作品を偏愛しているそうですね。

石井隆監督の『人が人を愛することのどうしようもなさ』のDVDを見てひたすら泣いたのを機に、映画を見ることが好きになり、古い作品やポルノ映画などを漁るように見るようになると、映画史を汚さないよう、いい映画を残したいと思うようになった
Wikipediaより

これは誰が何と言おうと、いい映画です。
佐々木原氏と飲みの席でこの映画の話をよくしました。昨日のことのように感じます。

石井隆の逝去について、私は何らまだ書いてはいませんが、私にとって、確かに大きな出来事だったので、また近々書きたいと思います。


天使のはらわた 名美


これは石井隆監督の脚本作ですね。監督は田中登。
田中登は、大好きな監督なんですが、この作品だけが未見で、見たい見たいと思っていたのですが、機会を逸していました。

この機会にぜひ見ておこうということで、勝手に石井隆特集です。


来週以降の構想


今考えているのは、ロマンポルノの上映(根岸監督とか池田敏春がいい)

私の大好きな森崎東監督の作品

それからやっぱり映画館なので、ミュージカルとかの音響映えする作品とかも見たいですね。。。

どうせほとんど学生は見に来ないだろうし、週に一回、ゆっくり自分の見たい映画を、映画館を独占して見る優越感に浸りたいと思います。

次の映画に向けて、どんどん忙しくなる今日この頃ですが、
何度も見た大好きな作品を、劇場で見る喜びに浸りたいと思います。


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