変われない政治家サンへ
『ヤクザと家族 The Family』という映画を観た。
綾野剛主演のヤクザ映画かと思いきや、これはよくある任侠映画ではない。
“どんな人間でも生きる権利はある”というメッセージ、今のコロナ禍に通じるものがあるのではないだろうか。
わたしたちはいま安倍さんや菅さんたちに翻弄されてアップアップと息絶え絶えになって息をするのもやっとだ。
いま、さまざまな人がいま生きる権利を国に奪われている。
どんな人間だって過去はあるに決まっている。過去がない人間なんて誰ひとりいやしない。
わたしにだって恥ずかしくて思い出したくない過去がある。
だけど政治家さんたちは、“記憶にございません”とか“発言を撤回します”という言葉を使えば簡単に許されると思っているようだ。
口から出る言葉はいくら撤回しても、その人の根っこにあるゴリゴリにフライパンにこびりついた焦げはゴシゴシこすってもはがれないんだろう。
変わりゆく時代の中で昔は良かったと思うことはとても大切だと思うけれど、政治家さんたちはどうも昔のまま相変わらず変われない人間だらけのようだ。
そんな人たちにわたしたちの生きる権利が奪われるなんて真っぴらごめんだね。
老害という言葉はあまり好きじゃないけれど、いまの政治家さんの中には時代劇に出てくる“お主も悪よのう〜”と不気味に笑う悪代官のような人がウヨウヨいて大きな顔をし俺様気取りでいる。
そこにはこの映画に出てくる義理人情などなく、仲のいいお友達といいつつコソコソ飲み会やら食事会をするけれど、どうやら家族ではないらしい。
自分たちが得をすればいい、金の切れ目が縁の切れってか、お金の匂いがプンプンするんだよなあ。
国のお金は自分たちのお金だと思っているのかね。
国民を家族だと思って命がけで守ってほしいものだ、やれやれだぜ。
天野伊佐子
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