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日照時間

もう2月も半ばだけど。

多分どこかに書いた気がするけれども、イギリスでは、1月のこの時期はJanuary Bluesと呼ばれるらしい。日照時間が少なく、ビタミンDが生成できないため、鬱々としてくる人が多いらしい。店先にはビタミンDのサプリメントが並ぶ。

なんかやる気がでない時期である。中だるみしやすい時期だし、日照時間も少ないから、低緯度の地域から来た学生は特に鬱々となりやすいのだろう。逆に、ロシアから来た子は、太陽を見るなんてと喜んでいた。

同じコースに在籍している中国人の生徒が、向精神薬を購入したと言っていた。精神科に行くために授業を休みますと連絡してきた子もいた。リーディングウィークという、学期の真ん中に置かれる1週間の休みに母国に帰る子もいる。前学期のリーディングウィークよりもその人数は増えたと思う。家族とか友達に会いたいんだろうな。母国語でだらだらと話せる時間は貴重である。精神的にすごく助かる。でも、それは、母国語が公用語ではない国に行くまで分からない。みんなストレスフルなのかもしれない。授業の出席率は低下傾向にある。12人来るはずのクラスに5人しか来なかったときは、授業が15分くらい早く終わった。ディスカッションの人数が減るから、すぐに一つのディスカッショントピックが消化されるのである。授業に来ている子も、体だけ持ってきたみたいな学生が増えてきて、予習をしてこない学生が増えてきたらしい。今日のトピック何?と聞かれることが増えた。ついには先生に、予習をしてきてねと全体に言う始末である。

かく言う私も中だるみしているのを感じる。YouTube等のSNSを見る時間は長くなったし、何かねぇと思う時間も増えてきた。やるべき課題は消化しているし、取りこぼしはないはずなんだけれども、いまいち勉学に気が向かない。来年の家の契約はしたし、インターンの面接も幾つかしているし、提出物も出してるし、取りこぼしはないはず。ないはず。

なんかすごく不安になる今日この頃である。


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