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ベルリン滞在記 #5

♡ワーキングホリデーでただいまベルリンに滞在中!♡日々、体験したこと、感じたことや考えたことを書き留めていきます


#5  今、何時?


日本で夏至といえば、一年の中で一番日が長い日のことです。今年の夏至は6月21日。日の入りはおおよそ午後7時ごろ。

ドイツでは、特に夏至という概念がないみたいです。しかし、まだ5月の現在、日の入りはおおよそ午後8時30分ごろ。

え、夜の8時30分?そう。ドイツの1日はとても長い!


もちろん、日の出の時刻は日本とほぼ同じくらいですが、ドイツは日本よりも高緯度にあるため日照時間がとても長いのです。

今の時刻は夜の6時30分くらいですが、外はまだまだ明るくて日本の感じで言うと夕方の4時くらい。そしてこの4時くらいの明るさが夜の8時過ぎまで続きます。


夜7時のベルリンは、まだ子どもの遊んでいる声がしたり、カフェでお茶を楽しむ人がいたり、アイスを食べ歩きしている人がいたりして、とても夜には思えません。お店は、暗くなると閉まる、というのが一般的みたいですが、暗くなるのが遅いので結構夜遅くまで開いているお店が多いです。夜6時には閉まってしまう奈良のお店が懐かしい…


夜が明るいことは、わたしにとって本当に不思議な感覚です。わたしは出不精なので、日本にいた頃は「あー、もう暗いから外の用事は明日にしよう」と予定を先延ばしにする傾向にあったのですが、こちらではなかなか日が暮れません。「まだ明るいし、今のうちに用事済ませとくか!」と、アクティブな時間が増えた感じ。夜から始まるコンサートも、終わってもまだ明るい!というのでなんとなく得した気分に。日中の時間が増えただけで、こんなに生活が変わるんだな、と感じています。


それとは逆に、昼寝をして目覚めると…お、まだ外は明るい。ああそんなに寝てないな〜と時計を見たら、夜の8時だったり。

暗くなってから、そろそろお風呂に入ろう〜と思って時計を見ると夜中の12時だったり。(さすがに夜中すぎると、ルームメイトに気を遣ってシャワーを浴びられません…)


日本人にとっては不思議な不思議なサマータイム。慣れる日は来るのかな?