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深夜だから何言っても許される  #詩

君の髪を梳くように

指で触れ

耳朶も軟骨の形を

確かめる様に

撫でる様に

触れるんだ

頰を包む様に触れてから

僕の寒さで冷えた鼻先を

君の鼻先に付けて─


鼻先の冷たさに

驚くだろう君を見て

僕は笑うんだ

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